横浜DeNA、立教大・佐藤拓也選手を「指名は十分ある」

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東京六大学リーグでは立教大が早稲田大に10-7で勝利した。プロ注目の立教大・佐藤拓也選手はこの日3安打を放ちリーグ通算95安打目、通算100安打にあと5本とした。横浜DeNAのスカウトが高い評価を示した。

95安打

この日の早稲田大戦で佐藤拓也選手は1番センターで出場し、3回にはタイムリーヒット、6回にもタイムリーヒットなど5打数3安打2打点、3ベースヒット1本の活躍を見せた。

佐藤選手は浦和学院時代はエースとして3度の甲子園を経験、また打撃センスの高さも評価され、侍ジャパン高校代表にも出場した。また大学では1年春から外野手として出場し、1年秋には打率.333、2年春には.404とリーグを代表する1番バッターに成長、侍ジャパン大学代表でも不動の1番バッターとなっている。

しかし3年秋は打率.217と低迷すると今年春も.255と成績を落としていた。今季は20打数8安打で打率.400を記録、リーグ通算でも95本とし、あと5本は確実に打てるとみられる。

プロの指名は

この日は横浜DeNAの吉田スカウト部長が視察をし、「三拍子そろっているし、指名は十分ある」と話した。実績十分で経験も十分、プロでも1年目からそこそこの活躍を見せてくれそうな選手だと思う。

ただし外野手は内野手や捕手、投手から転向する選手も多く、外国人選手を起用するポジションとしても、各球団とも需要はそれほど多くない。横浜DeNAも1番の桑原選手が定着しそうで、筒香嘉智選手、梶谷隆幸選手、それに荒波翔選手、松本啓二朗選手、関根大気選手や乙坂智選手などがポジションを争う。全体的に若い選手が高いレベルで競い合っており、もし外野手を指名するとすれば高校生で将来のポスト筒香になるようなスラッガータイプの選手になるのではないかと思う。

ただし佐藤選手の実績や経験と走攻守のうまさは評価されそうで、外野手が固定されていないチームやベテランが守るチームなどから指名はありそうだ。

特に中日は大島選手や平田選手などがFAを示唆している。白井オーナーが「変わりはいくらでもいる」と話しており、落合GMから何か情報を受けているのかもしれないが、明治大・柳裕也投手を注目している落合GMが、立教大の佐藤拓也選手に目をつける可能性は高いのではないかと思う。

その他のドラフト候補の活躍は

この試合では立教大の田村伊知郎投手が先発したものの7回2/3で7安打7失点と乱調、ただし11三振を奪うなど球威は見せていた。リリーフで登板した沢田圭佑投手は1回1/3を1安打1四球1奪三振で無失点に抑えた。田中和基選手は6番ライトで出場し4打数1安打2三振だった。

早稲田大では石井一成選手が4打数1安打、中澤彰太選手が3ランホームランなど4打数2安打5打点の活躍を見せた。

2016年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

浦和学院時代は投手兼中堅手として3度の甲子園を経験し、高校日本代表に選出された。立大でも1年春からリーグ戦に出場。大学日本代表に3度招集され、実力と経験値は大学トップクラスだ。プロ志望届を提出済みで、視察したDeNA・吉田孝司スカウト部長は「三拍子そろっているし、指名は十分ある」と評価する。

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