福岡六大学リーグでは九産大vs九共大の優勝を争うチームの直接対決となり、九共大が1-0で勝利した。九産大はエースの高良一輝投手が先発、5回で降板したものの2安打8奪三振と、復活に手ごたえを見せた。
3球団が視察
先発した高良一輝投手は5回を投げて2安打8奪三振で無失点、「直球でファウルや空振りも取れたので、キレはあったと思う」と話し、生命戦であるキレについて納得の状況だった。しかし春に痛めた肩の状態を考慮し5回で降板すると、9回表にミスなどで1点を奪われ、九共大の技巧派左腕・久保拓眞投手に4安打完封されて敗れた。
九産大は8勝1敗、九共大は7勝2敗となった。今日も九共大が勝利すれば勝率で並び優勝決定戦に持ち込まれる。その時に高良一輝投手のエースとしての投球が必要になってきそうだ。
この日は福岡ソフトバンク、中日、阪神のスカウトが視察した。同じくキレで評価される柳裕也投手と比較しても優劣つけがたい投手だと思う。この日の投球などでスカウトの中で肩の不安が解消されれば、ドラフト上位での指名となりそうだ。
高良5回無失点 西日本スポーツ紙面 2016/10/2
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