日大2年・長沢吉貴選手がランニングホームラン、国学院大・山岡就也が6回無失点

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東都大学リーグでは2年生が活躍を見せた。日大の俊足外野手・長沢吉貴選手がランニングホームランを記録し、広島新庄出身で国学院大の山岡就也投手が6回無失点の好投を見せた。

京田選手よりも速い

長沢吉貴選手は佐野日大出身で、50m5.8秒の俊足を持つ。中学時代は陸上の100mで11秒2で県で優勝をしている。大学でも自慢の俊足を見せると、今年のドラフトで俊足でドラフト1位候補にも名前の挙がる京田陽太選手と30m走で競い先着し、今年のイースタンリーグの盗塁王となった日大OBで昨年の東京ヤクルトドラフト5位、山崎晃大朗選手とも「同じくらいだと思う」と話す。

その長沢選手はこの日、6回2アウト1塁の場面でレフト前にヒットを放つと外野手が後逸し、ギアを挙げてベース一周を回りホームイン、ランニング2ランホームランで大学1号ホームランを記録した。

またこの日は5打数4安打2打点の活躍を見せ、視察したプロのスカウトからは「プロに入っても速い。再来年のドラフト候補」と驚嘆の声が出ていた。2年生では法政大の大西千洋選手も俊足外野手として注目されている。

先輩・後輩に刺激

また国学院大は中央大に5-2で勝利、先発した国学院大の山岡就也投手が6回を5安打5奪三振無失点と好投し勝利した。

山岡投手は広島新庄出身で、1つ先輩に巨人の田口麗斗投手、2つ後輩に今年のドラフト候補の堀瑞輝投手がおり、ブルペンでは隣で投げていた。「2人とも自分より球が速かった」と話し、「カバーするために足を高く上げた」とダイナミックな現在のフォームとなったことを明かした。

山岡投手も球速は146キロを記録する。先輩がプロで、後輩が高校で大活躍を見せ、山岡投手にも火がついていると思う。急成長を期待したい。

2018年度-大学生のドラフト候補リスト

2018年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

2016年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

50メートル5秒8の俊足を誇る長沢は今秋ドラフト候補の先輩・京田と自主練仲間で、「京田さんには“タイミングの取り方が良い”と言われた。自信になります」と笑顔。

2番・長沢は左前への打球がランニング本塁打となる1号を含む5打数4安打2打点に、「当たりは悪かったが、(左翼がそらしたのを見て)コーチャーが回してくれた」と笑顔。

国学院大は高卒3年目で10勝をマークした巨人・田口の1年後輩、同じ左腕の山岡が中大打線を6回5安打無失点に抑え、連勝に貢献した。広島新庄ではブルペンで田口の横で投げ「先輩の姿を見て覚えた」と打者に向かう姿勢など、田口の背中を見て成長してきた。この日は直球が走り、春から球速を上げたスライダーも効果的だった。

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