日大・京田陽太選手が9試合連続安打、4球団が視察

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日大のドラフト1位候補・京田陽太選手がこの日は足で2安打を記録し、9試合連続でヒットを放っている。4球団のスカウトが視察に訪れ注目度は高い。

足で魅せる

京田選手は5回1アウト1塁で打席に入ると、右中間をライナーで割る当たりで快足を飛ばし楽々3塁まで進むタイムリー3ベースヒットを放った。7回にはセカンドへ高いバウンドの打球を打つと、再び快足を見せファーストにヘッドスライディングでセーフ、京田選手の代名詞になりつつある内野安打を記録した。

また7回には二盗、三盗を決め、あらためて素晴らしい足の魅力を視察した4球団のスカウトに見せつけた。また今季は内野安打も含めて打率はリーグ7位の.375となり、5盗塁はリーグトップ、9打点もリーグトップとなっている。試合後にドラフト会議について聞かれると、「ドラフトですか?そりゃあ不安ですよ」と話したが、ドラフト直前のシーズンで絶好調の姿を見せ自信は間違いなくあるだろう。

遊撃手としての高い守備力と、抜群のレベルの足がある。プロ野球ではイチロー選手や菊池涼介選手のように野球を変えていく存在になるかもしれない。

大器・弓削投手が初完封

またこの日、日大は先発した4年生の192cm左腕・弓削隼人投手がリーグ戦初完封を記録した。弓削投手は佐野日大時代から192cmの長身左腕としてプロのスカウトから「佐野のランディ・ジョンソン」と注目された。球速は140キロ前後でリーグ戦でも長いイニングを投げたことはなかったが、この日は9回で7安打を許したものの5奪三振に1四死球に抑えて完封、「最後は気持ちで乗り切ったので完封した実感はない」と話すが、大学最終シーズンで大きな実績を残した。

弓削投手はプロ志望届は提出しておらず、「社会人で鍛えて、将来はプロでやりたい」と話した。大器と評価され続けた大型左腕が社会人で花開くためのステップを踏んだ。

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「きのう監督から、タイミングを上半身で取ってるから下半身で、というアドバイスをもらったのでいい感じで打てました」と仲村監督に感謝した。試合中に打撃を修正する能力があり、足と守備は一級品。これで7試合、全試合に安打を放ち打率は3割7分5厘に9打点と、バットでも大きくアピールしている。「ドラフトですか?そりゃあ不安ですよ」と言いながら、楽しみでもある。

先発は春の亜大戦以来。4回以降は未知のイニングも「何とか乗り切れました」と胸を張った。今季初めて先発で起用した仲村恒一監督は「いつか先発で使おうと思ってました」と目を細めた。

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