佐々木千隼投手が2失点完投し、桜美林大が初優勝

佐々木千隼, 桜美林大

桜美林大はこの日の東海大戦で勝利すればリーグ戦初の優勝となる。そのマウンドに外れ1位で5球団から指名され、千葉ロッテが交渉権を獲得した佐々木千隼投手が先発し、8安打2失点完投で優勝投手となった。

悲願

佐々木投手はこの日、初回に先頭打者にヒットを許すとそこから2失点、苦しい立ち上がりとなった。しかし、「ボールも走らなかったけど、悪いなりに試合をつくれた。」と9回まで8安打を許したものの、2回以降は無失点を続け、9回を8安打4奪三振2失点、4回には三者連続三振を奪うと9回最後のバッターから三振を奪いマウンド上で両手を挙げた。

桜美林大は2008年に準硬式野球部から硬式野球部に移行し2009年に首都大学連盟に加盟した。佐々木投手が入団した2013年の秋に2部2位となり2014年春から1部に昇格すると今春はリーグ4位、エース佐々木投手の存在が大きかった。そして今季、佐々木投手は自分の成績やドラフト会議の事よりも、「リーグ優勝をしたい」と常に口にしていた。そしてこの日、「本当に、素直にうれしい。最高に気持ち良かったですね」と話した佐々木投手、リーグ通算は25勝目となっていた。

千葉ロッテ関係者視察

この日は千葉ロッテのユニフォームを着たファンも訪れるなど注目される中での登板で、「指名されてから初めての試合。恥ずかしい投球はできなかった」と話していた。

また千葉ロッテの永野チーフスカウトや担当の井辺康二スカウトが視察し、永野氏は「安定感がある。マリンの風でシンカーも生きてくる。プロの先発として十分な修正能力がある。開幕から1年間ローテーションを守ってほしい」と話すと、井辺氏も「直球が良くないから変化球でいくとか、そういうことができるから好不調の波がない」と話した。

代表決定戦では創価大と対戦

リーグ1位となった桜美林大は、明治神宮大会への出場をかけて関東地区代表決定戦に出場する。その初戦の相手は東京新リーグ1位の創価大で、田中正義投手とのドラフト1位5球団重複対決となる。来年からは福岡ソフトバンクvs千葉ロッテで見られる対決が、一足早く実現する。

佐々木投手は「本当に注目されている投手。負けたくない。ここで勝たないと全国に行けないので、必死に戦って勝ちたい」と話した。試合は10月31日15時から、横浜スタジアムで予定されている。

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ネット裏で視察したロッテ・永野チーフスカウトは「プロの先発として十分な修正能力がある。開幕から1年間ローテーションを守ってほしい」と期待を込めた。

視察したロッテ・永野吉成チーフスカウトは「安定感がある。マリンの風でシンカーも生きてくる」と本拠地での投球をイメージ。井辺康二スカウトは「直球が良くないから変化球でいくとか、そういうことができるから好不調の波がない」と、先発としての修正能力を高く評価した。


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