白鴎大が敗退、大山悠輔、中塚駿太の大学野球が終わる

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関東地区大学野球選手権では白鴎大が中央学院大に、東海大が上武大に敗れ姿を消した。白鴎大のドラフト上位コンビ、阪神ドラフト1位の大山悠輔選手と西武ドラフト2位の中塚駿太投手も大学野球を終えた。

白鴎大

白鴎大の中塚駿太投手は、8回1アウト2塁のピンチでマウンドの登ると140キロ後半の速球でこのピンチを凌ぎ、9回も抑えた。しかしタイブレークとなった10回、1アウト満塁から始まると押し出し四球とタイムリーで2失点した。

そしてその裏、同じく1アウト満塁の場面で打席に指名されたのは当然、阪神ドラフト1位の大山悠輔選手だった。任せたぞと黒宮監督から声をかけられて打席に入ったが、カウント2-2から低めのボール球を振り空振り三振に倒れそのまま無得点で4-6で敗れた。

中塚投手は大学で157キロを投げる投手に成長、それでも3年秋まではリーグ戦未勝利だったが、この春に1勝を挙げると秋は5勝をマークし、投手としてようやく才能が花開いた。夢だったプロ野球選手にも近づきドラフト会議では2位指名という高い順位で指名された。中塚投手は「自分を変えてくれた。楽しかった。エースっていいなと思った」と話した。

大山選手も中塚投手と同じくつくば秀英から進学し、高校時代は投手としてもプレーしていたが大学では内野手でショートも守った。今年春にリーグ8本塁打を記録し、侍ジャパン大学代表では4番を任された。阪神からドラフト1位指名され、この日の試合も1安打に3四球と大学4番の貫禄を見せた。「本当に感謝しかないというか、支えてくれた人にありがとうという気持ちだけです」と話し、大学野球を終えた。

「野球をやってきて今まで日本一になったことはありません。プロの世界では勝てるようにやっていきたい」と話した。

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エースとして過ごしたラストシーズンは「自分を変えてくれた。楽しかった。エースっていいなと思った」。チームの命運を握る喜びを味わった。高校時代は3、4番手投手。最後の夏は登板がなかっただけに「それを思えば、大学野球は楽しめたかな」と、完全燃焼した実感はある。

 

虎で日本一、大山 デイリースポーツ紙面 2016/11/2
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