東北楽天ドラフト4位、菅原秀投手が2失点完投13奪三振で明治神宮へ

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関西地区大学野球選手権では大体大が奈良学園大に7-2で勝利し、明治神宮大会出場を決めた。東北楽天にドラフト4位で指名された菅原秀投手が9回を完投し13三振を奪った。

2試合で30奪三振

151キロ右腕の菅原投手は2日前の10月30日の関西大戦で1試合17三振を奪う投球を見せている。その試合に敗れ、中一日でこの試合にも先発した。試合中盤に最速151キロを記録するなど力を見せたものの終盤には疲れを見せた。それでも完投を志願すると「駆け引きと間合いです」と打者とのタイミングを外しながら抑えた。

2連投で2試合30奪三振を記録した菅原投手は明治神宮大会出場を決め、全国にその雄姿を見せる事となった。

奈良学園大も147キロエースの鈴木佳佑投手が、前日の関西大戦に先発して165球を投げているが、この日も3番手で登板し4回を投げた。しかし4失点するなど本調子とは程遠かった。プロからも注目された鈴木投手は来年はパナソニックでプレーする予定で、「次は社会人で日本一を目指したい」と話した。

 

疲労はピークに達していた。ボールは高めに浮き、中盤に151キロを計測した球威も衰えていた。それでも志願して最後までマウンドを守り抜き、手にした神宮大会出場。「精神的にもだいぶしんどかった」と菅原は充実の笑みを浮かべる。

12年連続20度目のチャレンジも実らず、奈良学園大は初出場を逃した。第1代表決定戦の関大戦(10月31日)で165球を投げたエースの鈴木佳佑主将(4年=履正社)が3番手で登板し、4回を4失点。「僕のせいで2試合ともつぶしてしまった」と責任のすべてを背負った。

菅原は初回に無死満塁のピンチを招いたが、1死後から2者連続三振。自己最速タイの151キロ直球にスライダー、自慢のナックルカーブを効果的に配し13三振を奪った。9回17Kだった関大戦(10月30日)と合わせ、18イニングで驚異の30奪三振。「球種の駆け引きと間合いです」と胸を張った。

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