上武大・山下仁投手が4安打13奪三振完封勝利、復活の秋は50イニング連続無失点

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富士大の小野泰己投手(阪神ドラフト2位)と投げ合ったのは上武大の山下仁投手、最速148キロ右腕は富士大を4安打13奪三振で完封し、プロに行く投手に投げ勝った。

50イニング連続無失点

山下仁投手はこの日、140キロ前半ながらキレのある速球をコーナーに投げ分け、チェンジアップやカットボール、スライダーを投げてからの決め球のストレートで13個の三振を奪った。「150キロは投げられないけれど、球の切れが持ち味。130キロ台でも空振りを取れる、キレのある球を意識している。」と話し、140キロ前半でもストレートで空振りが奪える所を見せた。

山下投手は3年生の秋から右肩痛に悩まされ、登板するときは右肩に注射を打って投げていたという。今年春の大学野球選手権は球速は130キロ前半まで落ち、腱板損傷と診断された。

しかし夏は治療に専念すると秋には自己最速となる148キロを記録するなど復活の投球を見せ、さらに「肩が痛いときに磨いた制球力も生きた。自分の中で革命が起きた」と話すように、コントロールされたボールを投げることができるようになり、故障前よりも素晴らしい投球ができるようになった。

関東大学野球選手権では東海大戦でリリーフで登板し無失点、続く共栄大戦では完封勝利を挙げた。そしてこの日も完封し2試合連続完封、リーグ戦から続く連続無失点イニングを50に伸ばした。

JR西日本で

「相手を意識しすぎないように投げました」とプロに進む小野投手のピッチングを気にせずに、まずは自分の投球を見せた。山下投手は卒業後はJR西日本に進む。2年後のプロ入りについては「まだ考えられない。まずは大学を全うして、社会人で頑張りたい。」と話した。

磨かれた制球力に、まだ伸びるであろう球速も加え、2年後のドラフトでは今年投げ合った白鴎大の中塚駿太投手や小野泰己投手を上回る順位で指名されプロ入りしてほしい。

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 「150キロは投げられないけれど、球の切れが持ち味」。140キロ台前半の直球をコーナーに投げ分け、チェンジアップ、カットボール、スライダーを織り交ぜて13三振を奪った。卒業後は社会人野球でプレーする予定。プロ入りの夢を聞かれると「まずは大学を全うして、社会人で頑張りたい」。

「130キロ台でも空振りを取れる、キレのある球を意識している。相手(小野)を意識しすぎないように投げました」と胸を張った。

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