名城大・栗林良吏が好投も上武大が上回る

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明治神宮大会の上武大vs名城大、153キロを記録するという栗林良吏投手は最速は146キロどまりも、スライダー・コントロールが素晴らしく、さすが2年間でリーグ17勝の投手でした。

好投手タイプ

栗林良吏投手は153キロを記録したというが、この日は大体130キロ後半の球速だった。しかしバランスの良いフォームからバッターに近いところでリリースをする安定感のあるフォームで、130キロ後半の速球でも差し込まれていた。またカーブ、スライダーのコントロールも良く、崩れない投手だと思う。

この日は初回は緊張感が漂う中で、しかも初球に2段モーションを指摘されるなどもあり、四球でランナーを出した後で、鳥巣誉議選手に一二塁間を緩く割られるヒットで1点を失った。

しかし、審判も死球と判定するような切れ味鋭いスライダーをインコースから投げ込んだり、牽制やクイックなども良く器用さも見せていた。

球速は5回に145キロ、8回に146キロを記録したものの、時折、速い球速が出る感じで、今後は球速の全体的なレベルアップをしてほしい。今のままでベースアップしていくことができれば、本当に楽しみな投手となりそうだ。

一方、上武大はエースで11日にも完封勝利を挙げている山下仁投手が先発、130キロ中盤の速球でさすがのピッチングを見せるが3回に1失点すると、中盤はピンチを背負う投球となった。6回を投げて4安打6奪三振1失点(自責点0)という内容だった。

上武大は7回から来年のドラフト候補の宮川哲投手が130キロ台ながら高めの速球に伸びがあり空振りを奪った。3回を投げて1安打6奪三振で無失点と素晴らしいピッチングを見せた。

共に好投手の投げ合いとなり最後までしまった試合となった。

名城大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

上武大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

以降も球速は140キロ台中盤までしか伸びなかったが、「一番、自信があります」と語るスライダーで強力な上武大打線をほんろうした。中盤には右打者の内角にコントロールされたスライダーが、打者をのけぞらせ、球審も反応してデッドボールのジェスチャーをしてしまうシーンがあった。

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