東都大学野球連盟はこの日、東都リーグ創設85周年を記念したイベントが行われ、90周年、そして100周年に向けての構想を示した東都ビジョン2016を披露した。
新人、女子のリーグ構想
東都ビジョン2016では、女子のリーグや下級生の育成を目的としたフレッシュリーグなどの構想が示された。
女子の大学硬式野球部は現在、全国大学女子硬式野球連盟に尚美学園大、大体大、環太平洋大、プール学院大、日大国際関係学部、至学館大、平成国際大が属して大会などが行われている。侍ジャパン女子代表はW杯5連覇を達成しており、また高校野球でも女子部員が練習や練習試合でプレーをしているというニュースも毎年ある。
東都大学連盟に所属している大学で女子硬式野球部を持っているのは、日大の国際関係学部だけだが、今後、各大学への働きかけや試合、練習などの環境整備が必要となる。
また新人リーグについて詳細はわからないが、東都リーグのチームには全国から大勢の有力選手が集まる。しかし公式戦に出られる選手は少なく、2軍にあたるBチームは練習試合を繰り返し、新人大会などでアピールをしていく形になる。
新人リーグではこれらの選手に試合の経験を積ませるという意味で、いわばBチームの練習試合をまとめて行うような感じにはなると思うが、甲子園で活躍した選手などもたくさんいる事から週末などに開催すれば、ある程度観客は来るかもしれない。
2部の球場問題や1部の拡大構想などまだ多くの問題を抱えるが、いろいろな動きをしていく事は非常に良い事だと思う。
さらなる東都の活性化を図るため「東都ビジョン2016」が宣言され、女子リーグや下級生の育成を目的としたフレッシュリーグの構想が披露された。
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