182cm87kgの体から145キロの速球を投げ、プロスカウトも注目した都立城東の関根智輝投手が、慶応大環境情報学部の推薦入試に合格した。
大型右腕
関根投手は今年の右腕投手の候補として常にプロからマークをされていた。182cm87kgの大きな体から投げられる速球は力強く、カーブ、スライダー、フォークも評価された。3年夏は大会前に胃腸炎で39度の熱が出て初戦の登板はできなかったが、5回戦の東海大高輪台戦で完投すると帝京戦も6失点しながら完投し勝利して準決勝まで進んだ。
準決勝の関東第一戦も3失点に完投したが0-3で敗れた。しかし連投で疲れがあり納得いく球は投げられず、試合後に「プロは厳しい」と話して進学を表明していた。
慶大の大久保監督も「球に力がある投手が受験することに期待していた」と話し、関根投手の状況に注目をしていたようで、合格を決まった事で大きな戦力を獲得する事になった。
今年のドラフト会議では都立日野のエースだった佐々木千隼投手が、桜美林大のエースとなってドラフト1位でプロ入りした。本格派右腕が大きく成長して、東京六大学を代表するエースとして4年後のドラフト1位指名を期待したい。
新たな“都立の星”となりえる関根に、慶大・大久保秀昭監督も「球に力がある投手が受験することに期待していた」と注目してきた。
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