関西学生リーグも秋季リーグ戦が開幕し、関大vs京大の対戦では京大の147km2年生エース・田中英祐投手が8回途中まで10安打を打たれながらも粘りの投球を見せて2失点に抑え、4-2で開幕戦勝利を果たした。田中投手はこの日は7回0/3で10安打4奪三振2失点。まだ荒削りだが147kmを記録する京大の投手という事もあり、今後注目されるでしょう。
阪神大学リーグではプロ注目の左腕、大体大・松葉貴大投手が甲南大を相手に4安打6奪三振で堂々の完封勝利を挙げ、大学NO1左腕とも言われる実力を見せ付けた。
東都リーグでは今季から1部に昇格した國學院大が188cmの大型3年生投手・杉浦稔大投手の粘りの投球で中大に勝利した。杉浦投手は先発すると6回2/3を投げて8安打も無四球6奪三振で1点に抑えた。146kmを記録する杉浦投手も来年のドラフト候補の一人。
京大が関大を4―2で下した。京大の開幕戦勝利は2002年秋の立命大戦以来で20季ぶり。関大からの勝利は03年秋の1回戦以来で、関大戦の連敗は34(1分けを挟む)で止まった。2季連続優勝を目指す立命大は関学大に0―4で敗れ、黒星スタートとなった。
京大は1―1の5回、1安打に相手のエラーが絡み3点を勝ち越し、継投で逃げ切った。立命大は3回に2安打、3四死球などで3点を失い、好機に1本が出なかった。
3季ぶりに1部に復帰した国学院大が、初戦で勝利を飾った。
初回に敵失などで3点を奪うと、杉浦、山崎福の継投で逃げ切った。鳥山泰孝監督は「素直にうれしい。まだまだ先があるので、あしたも最善の準備をしたい」と振り返った。7回途中1失点の先発・杉浦は「これでやっと1勝なので、うれしい。神宮のマウンドは投げやすいです」と笑顔だった。
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