慶大・福谷浩司投手が5回無失点、法大・多木裕史選手が100安打達成

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 東京六大学、慶大vs明大の試合は慶大先発の白村明弘投手と明大・関谷亮太投手がいっぽも譲らぬ投げ合いを見せると、慶大は7回からドラフト1位候補・福谷浩司投手をマウンドに送った。

 福谷投手は延長12回までの5イニングを3安打3奪三振で無失点に抑え、優勝に望みを繋ぐ引き分けとなった。

 また法大・多木裕史選手がリーグ通算100安打を達成した。99安打と王手をしてから10打席ノーヒットだったが、この日2本のヒットを記録して101本、大台に乗った。多木選手は当初プロ入りを希望していたが、今春の打撃不振(打率.125)で社会人で経験を積んでからプロ入りを目指す方針を固め、トヨタ自動車から内定を得ている。

 

 

 慶大は今秋ドラフト1位候補の福谷が、執念の救援でチームの危機を救った。0―0の8回から今季最長の5イニングを投げ、3安打無失点。3時間14分の死闘は引き分けに終わったが「展開的に12回まであると想定はしていた。あすにつながる結果になった」と前を向いた。

   勝ち点を落とせば優勝争いから脱落するだけに「あすは勝ちにつながる投球を心がけたい」と今季初の3連投へ意気込んでいた。

  法大・多木が史上29人目の通算100安打を達成した。7日の立大戦以降は10打席連続無安打だったが、3点を追う5回1死一、二塁から待望の右前打。これが節目の安打となり、直後には建部の走者一掃の右越え適時二塁打を生んだ。

   だが、チームは今季勝ち点を初めて落とし「いいところで打てたけど、負けてしまって悔しい」。次週は優勝を争う明大との直接対決。「最後の明大戦は4年間の全てをぶつけたい」と集大成の一戦へ力を込めた。

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