東北の大学生3投手もドラフトの指名を待つ

大学野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 東北からプロ入りを目指す大学生投手がいる。東北BIG3と呼んでもよいだろう。スポーツ報知によると、青森大・吉田友大投手にはプロ4球団がから調査書が届き、東北学院大・伊藤祐介投手、東北福祉大・萩野裕輔投手もドラフト会議での指名を待っているとの事。

 伊藤祐介投手は148kmのストレートを投げ、キレの良いスライダーで仙台六大学リーグ通算20勝9敗、防御率1.70という抜群の成績を収め、奪った三振も308個となった。そして何よりもうれしいのは最後のシーズンとなった4年秋のリーグ戦で東北福祉大破り優勝を果たしたことだろう。

 その東北福祉大では143km左腕・萩野裕輔投手がいる。萩野投手は東北高校時代、仙台育英の佐藤由規投手(2007年高校ドラフト1位)のライバルとして戦ったこともある。プロも注目した左腕投手だが東北学院大に入学すると、1年生で肘を痛め、2年生の時に手術を行った。3年生の秋に復活のマウンドを踏むと、4年生の秋には3勝2敗でエースとしての活躍はできなかったものの、6試合に先発したことで投げられるところを見せた。

 青森大・吉田友大投手は184cmの身長から150kmのストレートを投げる。地元、田子高校出身で高校時代から140kmを記録していたものの、未完の大器のまま大学に入り、大学でも19勝13敗とまだ素材型の投手といえる。

 三者三様だが東北BIG3がプロで切磋琢磨して活躍する姿を見せられるか、まずはドラフト会議で注目したい。

 

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      東北学院大では1年春からリーグ戦に登板した。8季全てを経験し、通算20勝9敗で防御率1・70。直球と縦横のスライダーを武器に奪った三振数は308個を記録。今秋は、ライバル・東北福祉大を破り、悲願のリーグ優勝を達成した。

     

     リーグの代表として、ドラフト翌日の26日から福島・開成山球場で行われる明治神宮野球大会東北地区代表決定戦に出場する。「ドラフトに関しては今さら評価が変わるわけじゃない。代表決定戦は自分の気持ちひとつで結果につながる」。自身の運命が決まった翌日から、チームの運命を懸けた戦いが始まるが、気持ちの準備はできている。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

     今秋、12季連続リーグ優勝が途絶えた東北福祉大。大学での野球生活を終えた萩野は現在「プロは昔から行きたかったところ」と、一日約2時間の練習を欠かしていない。ジムにも通い、プールやウエートトレーニングで体作りしている。東北高時代は、みちのくNO1左腕としてプロも注目したが、大学では2年生の6月に左肘にメスを入れた。懸命の努力で復活。143キロ左腕は希望を持って25日を迎える。

      青森大・吉田の名前は、昨秋のリーグ戦を7勝無敗で制したことで広がった。184センチ、88キロのどっしりとした体格から最速150キロを投げる本格派右腕。あれから1年がたち、4球団から調査書が届いている北の剛腕は「楽しみと不安な気持ちが半々です」と胸の内を明かした。

     

     「ニンニクの町」である青森・田子町出身。田子高時代から、その直球は140キロを超えていたが、チームとして勝ち上がることはできず、試合経験も少なかった。大学では1年から登板機会を得て、リーグ通算19勝13敗。「ピンチでも自分を信じて投げられるようになった」と成長点を挙げる。

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