中央大が7連敗、松田進選手は前日まで39度の熱で4打数ノーヒット

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

東都大学リーグは中央大がが7連敗と苦しんでいる。この日は勝ち点0同士の日本大との対戦となったが、3-4で敗れ入れ替え戦が目の前に迫っている。

チャンスに打てず

この日は初回に1アウト満塁のチャンスで5番遊撃手の松田進選手に打順が回る。しかし松田選手は見逃し三振に倒れ、結局無得点に終わった。6回は1アウト2,3塁で松田選手はショートゴロで得点を挙げられず、7回も2アウト満塁からファールフライに倒れた。

松田選手は前日まで風邪のため39度の熱があり、調子は悪かった。またこの日は9回の守備で走者と交錯して左手首を痛めるなど、人生でそう何度も経験しないような一日となってしまったようだ。「初回も全部自分です。自分が打てないと勝てない」と話して引き上げた。

プロ注目の187cmの大型遊撃手で、昨年春は3本塁打に打率.349を記録、遊撃手のドラフト候補としてその後の活躍が期待されたが、秋は0本塁打で打率も.240に沈んだ。今季はここまで打率.300を記録し、チームの主将として頑張っているのだが、チームは0勝7敗となり崖っぷちに追い込まれた。

中大7連敗

この日の3回表に3失点をしているが、先頭打者に四球を与え犠打で進められた後に暴投で親類を許し、その後、2連打と外野手、内野手にエラーが出て3失点という経過だった。今日11日に日大に敗れれば最下位が確定してしまう。

2部では現在のところ立正大が首位となっている。立正大には今季4勝負けなしのプロ注目の153キロ右腕・黒木優太投手と、3勝1敗の堀誠投手がおり、1部の投手よりも良い投手がいる。非常に厳しい状況になっている。

日大の京田陽太選手もこの日は4打数ノーヒットだった。

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