東都リーグ、中央大が8連敗最下位確定、亜細亜大は2年生・中村稔弥投手が13奪三振

中村稔弥, 伊藤優輔

東都リーグは中央大が8連敗で最下位が確定、この日は3投手で11四死球を出すなど自滅した。亜細亜大は2年生の中村稔弥投手が強打の専修大から13三振を奪い1失点に抑える好投を見せた。

明暗

中央大も亜細亜大も今季の開幕のカードは2連敗スタートだった。亜細亜大はそこからチームが奮起すると、エースの山田義貴投手は球速を捨て120キロ台の球で抑えるピッチングを見せると、この日は2年生の中村稔弥投手が先発し、専修大を4安打13奪三振に抑える見事なピッチングを見せた。

亜細亜大の生田監督はエースとして期待していたものの春の練習態度などを問題視していた諏訪洸投手を外すと、投手陣には球速よりも制球力を重視するように指示した。そして山田投手が2勝1敗、防御率2.61、2年生の中村投手も2勝0敗、防御率0.00と結果を残し始めた。

また野手陣に対しては球を選ぶ事を最重視するように指導し、この日はヒットは5安打のみだったが、6つの四死球を選び3-1で勝利している。またメンバーも昨日に続き9人固定で戦っている。開幕2連敗の後に6連勝で優勝争いをする所まで浮上した。明確な方針を投手野手に与え、その選手だけを起用しており、指導が徹底している。

一方、中央大は2連敗をした後の亜細亜大戦も接戦で敗れ、いつか勝てるというようなコメントもあり、危機感の薄い雰囲気が監督にも選手にもあった。しかし終盤になるにつれ投手陣が崩壊し、昨年1年生ながら2勝を挙げた伊藤優輔投手がこの日も先発したものの2/3回で2安打に4つの四死球を与えて4失点し降板した。続く投手も四球を与え、合計11四死球を与えた。亜細亜大の中村投手と中央大・伊藤投手はともに2年生、高校時代もプロが注目した投手だが、ここも明暗が分かれる結果となった。

戦国東都は一瞬の隙が命取りとなる。

2部リーグ

2部リーグではこの日、青学大が東農大に1-0で勝利、近藤卓也投手が2安打11奪三振で完封勝利を挙げた。これで青学大が勝ち点4で首位に立った。2位の立正大も153キロ右腕の黒木優太投手がおり優勝の可能性は青学大と立正大の2チームとなった。

両チームとも投打のバランスが良く、中央大にとっては入れ替え戦でも非常に厳しい状況が予想される。中央大の宮井総監督も「四球が多い。もう一度考え直さないと」と話し、入れ替え戦までにOBの投手コーチを招へいするプランもあるという。

 

短期間でどこまで立て直せるか、まずは次節の専修大とのカードでの戦い方に注目したい。

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先発の伊藤が初回に4四球などで4失点。3投手で11四死球の内容で敗れた秋田秀幸監督は「1部で戦う力がなかったということ。入れ替え戦までに投手陣を立て直したい」と話した。宮井勝成総監督は「四球が多い。もう一度考え直さないと」と厳しい表情。OBの投手コーチを招へいするプランも浮上しており、投手陣の再建を図る方針だ。

リーグ戦初先発の2年生左腕、亜大・中村稔が13奪三振で完投勝利。最速138キロの直球の制球が良く、要所でスプリットも決まり「低めに直球をしっかり投げられた結果」と振り返った。清峰(長崎)3年夏の長崎大会で大会タイの18奪三振をマークしたドクターK。生田勉監督は「山田義を連投させるつもりだったが、昨日まさかの中止で考える時間をいただいた。中村はやってくれると思った」と目を細めた。


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