今日から早慶戦!慶応大1年生・柳町達選手が記録に挑む

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東京六大学は今日から早慶戦が始まる。優勝無き早慶戦になってしまったが、慶大エース・加藤拓也投手の投球や、1年生・柳町達選手の首位打者など可能性に注目が集まる。

慶應義塾

慶応大は1年生の柳町達選手が注目される。1年生の開幕戦で7番センターでスタメン出場するとその試合でホームランを放ち2安打3打点の活躍を見せると、開幕から3試合連続でマルチヒットを記録した。明治大戦では抑えられたものの東大戦で8打数5安打と復調し現在は35打数13安打で打率.371となっている。

現在首位打者は法政大の金子凌選手で打率は.425、柳町選手はこのカードで4打数4安打で首位に躍り出る。またホームランは現在2本、1年生春のホームラン数では高橋由伸選手の3本がトップであり、あと1本でそれに並ぶことになる。

投手では加藤拓也投手が注目される。150キロ超の速球は威力十分で今年のドラフト上位指名は確実、来年はプロのユニフォームを着て投げているはず。成績こそ3勝2敗だが防御率は1.21でリーグ2位、今シーズンへの意気込みは高かっただけに優勝を逃し、せめて早稲田に勝ち越したいという思いが強いだろう。

早稲田

対する早稲田大は今シーズンは苦しいシーズンとなった。昨年は茂木栄五郎選手を始め、4年生の主力が抜群の活躍を見せ春夏連覇を果たしたが、それらの選手が抜けた穴は非常に大きかった。投手でも下級生から投げてきている大竹耕太郎投手に疲労が見えた。また、昨年の小島和哉投手や、吉永健太朗投手、斎藤佑樹投手、古くは大越基投手など、伝統的に1年生が活躍したときに優勝をしている印象があるが、1年生も出てこなかった。

プロ注目の遊撃手・石井一成選手も期待されたが序盤は打撃に苦しみ、守備や足でもプロのスカウトにアピールはできていなかった。ただし、明治大戦で4打数4安打で3本の3ベースヒットを記録するなど打撃と足でを見せる場面もあり、4年生で主将という事で慶応には負けたくない。

聖地と伝統

優勝無き早慶戦だが、大学の華である事は変わらない。明治36年に第1回早慶戦が行われた伝統の戦い、その中で様々なしきたりや所作が築かれてきており、神事のような重さと荘厳さがある。

大学野球の聖地・神宮球場が東京オリンピックに冒されそうになりかけているが、早慶戦の熱気が聖地を守ることにつながる。

慶応義塾大学  早稲田大学

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