大阪桐蔭・森友哉選手に阪神・中村GMのほか5人など9球団が視察、ドラフト1位をめぐり各球団に思惑あり

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 高校野球大阪大会、大阪桐蔭は決勝進出を決め、ライバル・履正社と対戦する。

 ドラフト1位候補の森友哉選手はこの日は3打数1安打で1打点、ここまでで20打数8安打8打点と不調の時期もありながら相変わらずの成績を残している。そしてこの日も阪神が中村GMを始め5人で、そのほか、巨人の山下スカウト部長など9球団20人のスカウトが視察をし、相変わらずの注目度の高さだ。

 中村GMは「昨年から桁外れの選手という印象を持っている。1位の12人に入ってくる。どう育てていくかなど課題はあるが魅力はある。うちは地元という肩書も付いてくるので」と評価をしたが、「指名選手の方向性はまだ先」としている。

 先日のサンケイスポーツで1位指名に桐光学園・松井裕樹投手有力と報道があり、この日のニッカンスポーツでも阪神のドラフト1位筆頭候補に松井裕樹投手が、そしてJR東日本・吉田一将投手をマークしているとあり、阪神はこの日5人で視察をしたものの投手の1位指名の可能性が高くなっているようだ。

 ただし松井裕樹投手もこの夏の大会では調子は上がっておらず準々決勝で敗れており、史上最多の指名重複があるかと思われた時からは少し勢いは下がっている感じもあり、新庄の田口麗斗投手を視察する球団も多くなっている。巨人は昨夏より松井裕樹投手を1位候補としてきたが捕手の獲得を狙っており、日本生命・小林誠司捕手と共に森友哉捕手にもピタリとマークをし、そして田口麗斗投手にも連日視察をしている。この日も山下スカウト部長が視察し、「高校2年から高く評価している。プロに入っても高打率が残せる素材」と話している。

 そしてまた、捕手の獲得を目指す広島や埼玉西武が森選手にマークを続けている。広島は1位指名でできるだけ重複をしない方針であり、昨年2回抽選を外した事からも慎重に見極めている。松井裕樹投手と森友哉選手、そして田口麗斗投手なども含めた各球団の思惑が交差している。

 まだ早いがドラフトが近づくにつれ、森選手の1位指名を表明して他球団を避けさせるなどの動きが出てくるかもしれない。

虎中村GMが森友視察「魅力はある」  - デイリースポーツ:2013/7/28

 大阪桐蔭・森友の視察に9球団が詰めかけた。阪神は中村GMら5人で視察。生で見たのは昨秋の国体以来という同GMは「昨年から、桁外れの選手という印象を持っている。1位の12人に入ってくる。どう育てていくかなど、課題はあるが魅力はある。うちは地元という肩書も付いてくるので」と変わらず高い評価。ただし「指名選手の方向性はまだ先」とした。

  ネット裏で白熱する“TGバトル”をよそに、着実に自分の仕事をした。1点リードの5回1死満塁。森友哉捕手(3年)がフルスイングした当たりは逆風のなか、中堅フェンス手前まで飛んだ。「最低限の仕事を果たせた」。主将の犠飛をきっかけに3点を奪うと、その後も着実に加点。大阪桐蔭が4季連続甲子園に王手をかけた。

 この日は巨人、阪神など9球団のスカウトが視察。「相手投手の球威が思ったよりすごかった」と初回1死二塁の1打席目はどん詰まりの二飛、3回の2打席目も浅い左飛に打ち取られた。ただ、勝負どころではきっちり修正。7回には左フェンス直撃の三塁打を放ち本領を発揮した。

 3打数1安打と、本来の力からすれば地味にも思える成績。ただ、左手小指裂傷を抱えながら今大会の通算打率4割のドラ1候補に、巨人・山下スカウト部長は「(うちは)高校2年から高く評価している。プロに入っても高打率が残せる素材」と絶賛。今大会初めて視察した阪神・中村勝広GMも負けじと「昨年から高い評価をしている。ケタ外れの印象を持っている」と評価した。

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