福岡ソフトバンクと横浜DeNAが多村仁志選手や吉村裕基選手の3対3のトレード

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 福岡ソフトバンクと横浜DeNAの3対3の大型トレードが成立した。スポーツ報知が連日報じていたもので、福岡ソフトバンクが吉村裕基選手の獲得を希望しており、候補選手のリストアップを進めていたが、横浜DeNAは28歳・吉村選手のほかに、35歳・江尻慎太郎投手、34歳・山本省吾投手の3人、対する福岡ソフトバンクは元横浜ベイスターズの35歳・多村仁志外野手、30歳・吉川輝昭投手、そして左腕の29歳・神内靖投手の3人でトレードが成立した。

 多村選手は横浜高校出身で1994年のドラフト4位で横浜ベイスターズに指名された。その時の1位は同じ横浜高校の紀田彰一選手(現在はニューヨークヤンキースのスカウト)。2006年に寺原隼人投手とのトレードで福岡ソフトバンクへ移籍した。吉川投手も2003年自由枠で横浜ベイスターズに入団、1年目2年目は中継ぎで登板したがその後は登板機会が減り、福岡ソフトバンクへ井手正太郎選手とのトレードで移籍すると、昨年は40試合、今年も25試合に登板している。

 江尻慎太郎投手は2浪して早稲田大に入学すると2001年自由枠で日本ハムに入団、2010年に石井裕也投手とのトレードで横浜DeNA入りし中継ぎで150km近い速球で2011年は65試合に登板した。山本省吾投手は慶應大学から2000年にドラフト1位で近鉄に指名されるとオリックスを経て、2011年に寺原隼人・高宮和也と喜田剛との2対2のトレードで横浜ベイスターズに移籍した。

 横浜DeNA目線で見てみると、多村、吉川、寺原、山本、江尻を仲介して、井手正太郎、喜田剛、神内を獲得し、石井裕也、高宮、吉村を放出した形となったようだが、何をやっているのか良く分からない・・・。救いは、多村、吉川、寺原、石井がトレード先で活躍しているという事だろうか。

 このトレードで吉村選手がまた輝きを取り戻してくれることを、また多村、吉川、そして神内投手が横浜DeNAで活躍してくれることを祈るばかりだ。

 

 DeNAは吉村裕基外野手(28)のトレード移籍が、ソフトバンクと基本合意したことが4日、分かった。08年に34本塁打を放つなど、ソフトバンク側は通算111本塁打の長打力を評価。左腕の神内靖投手(29)を軸に交渉を進め、近日中に発表される見通しだ。

 

 主将の小久保が今季限りで現役を引退し、ソフトバンクでは右の大砲が手薄だった。この日、球団関係者は「チーム状況を踏まえた上で、幅広く調査している」と説明。5年連続最下位に終わったDeNAが投手陣の再建、左腕不足に悩んでいることもあり、両球団の思惑が一致した形だ。

 

 吉村、神内ともに1軍で実績のある選手。さらにDeNAは山本省吾投手(34)、ソフトバンクも大場翔太投手(27)を候補に挙げ、今後は複数のトレードに発展する可能性が高い。

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