横浜DeNAがスタッフ会議、ルーキーの映像チェック等で5人が1軍キャンプへ

横浜DeNA球団ニュース 2013年ドラフトニュース

 横浜DeNAはスタッフ会議を開き、ルーキー選手や高橋尚成投手、久保康友投手など新戦力に関する話し合いを行った。ルーキー選手については担当スカウトからの報告と映像をチェックし、5人が1軍キャンプ入りする事になりそうだ。昨年、今年と大きな底上げが期待される。

 

大きな戦力やポジションの変動

 横浜DeNAのスタッフ会議はこの日、約7時間行われ、また今日(20日)も7時間ほど行われる予定で、異例の長さとなっている。その裏には、大きな戦力の変動が予想されるからだろう。昨年はブランコ選手やソーサ投手といった外国人を獲得して軸を作り、三嶋一輝投手(2012年ドラフト2位)、井納翔一投手(2012年ドラフト3位)が負け超したものの、ローテーション入りできる力のある投球を見せた。

 そして今年は現場の要望をかなえる形で、ドラフト会議ではドラフト1位・柿田裕太投手、ドラフト2位・平田真吾投手、ドラフト4位・三上朋也投手、ドラフト6位・山下峻投手とひたすら即戦力投手を指名し、FAで久保康友投手を、また念願の左腕投手として高橋尚成投手を獲得した。打線でも5番を打てるバルディレス選手を獲得している。

 これを受けてポジションの移動も予想される。昨年16本塁打を放った梶谷隆幸選手の外野コンバート、それに合わせて遊撃手を2012年ドラフト1位の白崎浩之選手や山崎憲晴選手(2008年ドラフト3位)が争そう事になる。また筒香嘉智選手は昨年は伸び悩み、またサードにはバルディレス選手や中村紀洋選手などがいるため、サードだけでなく複数のポジションをこなさなければ出場機会は得られ無さそうだ。

 また捕手は鶴岡選手が想定外で阪神に移籍することになり、黒羽根利規選手、高城俊人選手、新人の嶺井博希捕手で競うことになり、リリーフの山口俊投手も昨年は完全に信頼感を失ったことから、生き抜くためにリリーフだけではチャンスは得られなくなりそうだ。

 

新人5人を1軍キャンプへ

 そんな中、スタッフ会議では新人5人を1軍キャンプに入れることが分かった。柿田投手、平田投手、三上投手、山下投手の4投手と嶺井選手の5人が1軍入りし、柿田投手、三上投手は三嶋投手や井納投手のように1年目からローテーション入りを狙い、平田投手と山下投手はリリーフの枠を競うことになりそうだ。平田投手はロングリリーフもでき、先発候補としても考えられる。

 DeNAがオーナーとなったのが2011年の12月、前フロントの元で行われた2011年のドラフト会議では、8人が高校生という極端な指名を行い、それを受けて2012年はほとんど何もできずに始まった。しかし、2012年ドラフトで三嶋投手、井納投手を獲得し、2013年ドラフトも投手不足を補う指名を行い、フロント現場の要望に応えた形となった。

 これで言い訳はできなくなった。今年、成績が落ちることがあれば、GMや監督は間違いなく解任される。変動の中で捕手やリリーフにやや不安は残るものの、背水の陣で2014シーズンに臨む。

 

  異例のロングラン会議が、本気の証しだ。DeNAは19日、横浜市内のホテルでスタッフ会議をスタートさせた。異例の2日間の日程で、この日は8時間。20日も7時間半を予定しており、計15時間半は昨年の約3時間の5倍以上!! 上位進出の意気込みをにじませた。

 1日目を終えた中畑監督は「眠くならなかったな」と笑顔。「時間がかかるのはそれだけテーマが多いということ。去年までは何の話題もなく終わっていたから」と充実した表情。20日には春田オーナーらトップも出席する。

 2月1日から始まる沖縄・宜野湾キャンプに向けての決め事やキャンプメンバーの振り分け、ルーキーの映像チェックとスカウトによる報告、作戦…。「1日じゃ終わらない。結果を出したいという意識の高さを感じた。今年は“強い”といえるチームになってきた」。手応えを実感した指揮官はうれしそうだった。

 DeNAのスタッフ会議が横浜市内で行われ、春季キャンプの1、2軍のメンバー振り分けなどが話し合われた。中畑監督が「大枠は決まった。若手がかなり入ってる」と話したように、ドラフト1位・柿田(日本生命)ら新人5選手の1軍が決まった。

 会議は7時間を超え、20日も7時間行う予定。例年1日のみで昨年は3時間で終了したが、指揮官は「去年までは何も話すことがなかったけど、(今年は)チームづくりや決め事とか、1日じゃ終わらなかった」と充実の表情だった。

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