高校生出身左腕2人、2年目の挑戦、東北楽天・松井裕樹投手、横浜DeNA・砂田毅樹投手

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 2013年のドラフト会議、高校生左腕の松井裕樹投手はドラフト会議でいの一番に指名されると、5球団が相次いで指名をした。同じく高校生左腕だった砂田毅樹投手は育成ドラフトで1位で指名された。松井投手は背番号1、砂田投手は背番号111を付け、2年目のシーズンを戦う。

高校注目左腕

 松井裕樹投手は桐光学園で2年生で甲子園に登場すると、1試合22奪三振を記録してスター選手となった。一方、砂田毅樹投手は小学6年生で日本ハムファイターズジュニアチームに選ばれ、中学時代は北海道NO1左腕と注目され、中学時代からスカウトが注目していた投手だった。

 秋田の明桜高校に入学して1年生から注目されたが、3年間で甲子園での登板は無かった。地方大会では2ケタ奪三振も多く11球団のスカウトが訪れるなど注目度も高かった投手で、もし甲子園に出場できていたらもっと高い評価をされていたかもしれない投手だった。

 

2年目のシーズンに

 1年目は松井裕樹投手は開幕1軍ローテ、その後いったんは2軍に行ったものの終盤はリリーフ、先発で結果を残した。砂田投手は序盤は体力強化に時間を使ったが、夏頃から登板をし始めると、イースタンリーグの終盤では先発ローテとして投げていた。

 そして2年目、松井裕樹投手は先発の中心として期待されていた松井裕樹投手だが、大久保監督は「俺は先発を決めるより、後ろから決めていきたい。そこにおいて松井裕は非常に大事な選手」と話し、抜群の奪三振力からリリーフエースでの起用も考えているようだ。

 松井投手も先発として1年間ローテーションを守ると話していたがこれを聞き、「本当ですか?全く話を聞いていない」と驚きを隠さなかった。しかし、「自分が決めることではない。チームの力に少しでもなるなら」と話した。先発への思いが強いと思うが、グッとこらえた感じだ。

 一方、砂田投手は、一昨日の1軍2軍合同の紅白戦で2イニングを投げて2安打無失点の結果を残す。そして昨日はブルペンで93球を投げ込み、2軍を視察した中畑監督が「2日連続であれだけの球を投げられる。抜け球が1球もなかったぞ」と高い評価をしている。

 外角低めの145km/hのストレートは威力十分で、大きなカーブも絶妙、中畑監督は左の先発を欲しがっており、「先発としてチャンスはあると思っていいんじゃないか。勝てる雰囲気がある」と話した。

 早ければ開幕前後には支配下登録され、背番号が3ケタから2ケタに変わるだろう。そしてようやく、同学年だった左腕と同じ舞台で投げるチャンスができる。2年目の高校出身左腕2人の活躍が楽しみだ。

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 先発として2年目の飛躍が期待された左腕を一転、抑え候補に指名したのだ。先発ローテーションで1年間投げ抜き、規定投球回到達を今季の目標に掲げていた松井裕本人は「本当ですか?全く話を聞いていない」と驚きを隠せない。

 初めて“1軍登板”した11日の紅白戦(宜野湾)で2回を無失点。この日も2軍・嘉手納キャンプのブルペンで93球を投げ込んだ。休養日を利用して視察した指揮官は「2日連続であれだけの球を投げられる。抜け球が1球もなかったぞ」と目を丸くした。

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