藤浪晋太郎投手、大谷翔平投手が反省のピッチング

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 プロ野球キャンプでは、阪神の藤浪晋太郎投手が初のプロの打者と対戦となるフリー打撃に登板したが、32球を投げて12球がボール、またストライクを狙われてホームランを浴びるなどプロの壁を味わった。

 対戦したのは6年目となる森田一成選手と小豆畑真也選手、森田選手には17球の内8球がボール、また8球目の高めのストレートをバックスクリーン左に放り込まれるなど課題を残した。

 藤浪投手は「久々だったので全然良くなかったですが、その中で課題も見つかりました。」「7、8割で投げましたが体が開くことが多かったですし、シュート回転もしていました。」「カットボールもベストにはほど遠い状態でした」と課題を分析していた。

 しかし視察した江夏氏は「想像以上に良かった。周りも使いたくなるだろう。十分に新人王候補」と話すと、和田監督も「ちょっとばらつきはあったけど、強い球がきていた。いい感じできているんじゃないか」と評価、心配はしていない。

 一方、北海道日本ハムの大谷翔平選手はブルペンで52球の投球を行ったがこちらも「ばらつきがありました」と反省、加藤2軍投手コーチも「左足の着地の場所が1球1球違った。フォームが安定していない。」と課題を指摘した。

 しかしその後のフリー打撃では「これまでで一番良かった」と話すなど快音を響かせ、その後外野手の守備練習を行った。明日21日には打撃投手として登板する予定とのこと。

 様々な課題にぶつかりながらも二人のBIGな投手が一歩一歩成長している。本当に楽しみだ。

 

 ホロ苦い“デビュー戦”となった。藤浪は6年目の左の大砲候補・森田に対し、いきなり3球続けて外角へはっきりしたボール球を投げた。8球目の真ん中高めに浮いた直球は、バックスクリーン左まで運ばれた。安打性の打球は計2本だったが、森田に投じた17球のうち半分近い8球がボール。昨年12月以来となる打者相手の登板は、制球が定まらなかった。

 

「久々だったので全然、良くなかったですが、その中で課題も見つかりました。7、8割(の力)で投げましたが、体が開くことが多かったですし、シュート回転もしていました。カットボールもベストにはほど遠い状態でした」。球団はスピードガンは使わなかったが、黄金右腕は冷静に、厳しく自己分析した。

 

 それでも、大器の片りんは見せた。2人目の小豆畑への初球だ。右打席のドラ4捕手に対し、内角の直球でバットを真っ二つにへし折った。その後も、力強い直球とカットボールで、同期生には安打性の当たりを一本も許さなかった。

 

 打席の後ろで投球を見守ったOBの江夏氏は「想像以上に良かった。周りも使いたくなるだろう。十分に新人王候補」と太鼓判を押した。和田監督も「ちょっとばらつきはあったけど、強い球がきていた。いい感じできているんじゃないか」と評価した。

大谷 ブルペン→フリー打撃→特守もこなした - スポーツニッポン:2013/2/20

  まずは今キャンプ7度目のブルペンで52球。「踏み出した足が一定ではなかった」とフォームのバラつきを反省した。午後には「これまでで一番良かった」とフリー打撃で快音を響かせると、その後はグラブを手に外野に行き特守を敢行。右翼の位置で約1時間クッションボールの処理などを行った。21日は初めて打撃投手を務める予定で、2年目の大嶋、松本、石川と対戦する。「球種を宣言して投げるので空振りは取れないと思う。前に飛ばされてもいいし、自分が納得できるボールを投げたい」と意気込んだ。またこの日、ひと足早くフリー打撃に登板した同期生のライバル、阪神・藤浪については「いい意味で意識して、向上心を持ってやれればいい」と話した。

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