北海道日本ハム・大谷翔平選手が初長打、阪神・藤浪晋太郎投手が今日甲子園登板、巨人・菅野智之投手は明日登板

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 北海道日本ハムの大谷翔平選手が、教育リーグの埼玉西武戦に3番DHで出場すると初回に2ベースヒットを放つなど2安打を記録、打撃で結果を残した。

 大谷選手は初の長打となった初回に2ベースヒットについて「スライダーが来るかと思って狙っていたけど、しっかり対応できたので良かった」と変化球を待ちながらのストレートを、レフト戦にきっちり入れてヒットとした。高校通算56本塁打の長打力もあるが、柔らかいバッティングホームから、広角に打てる技術も大谷選手の持ち味なのだろう。しかし、大谷選手にはきっちりとライトに引っ張ってスタンドに放り込む、大型スラッガーになって欲しいという気持ちもある。

 大谷選手は10日の試合で投手として初登板の予定、そして21日に二刀流デビューするという。投打ともに大きな選手になってほしい。

 阪神の藤浪晋太郎投手は1軍に帯同し、今日9日の甲子園での北海道日本ハム戦に先発する。昨年、春・夏の甲子園大会で連覇し、甲子園のマウンドは藤浪投手のものだった。このマウンドでどんなピッチングを見せるか、非常に楽しみだ。

 北海道日本ハムの栗山監督は「戦えるのは幸せなこと。翔平を見てもらえれば分かるけど、いい選手にプロ1年生とかは関係ない。」と話し、大谷選手のライバル、藤浪投手に敬意を払っていた。

 巨人の菅野智之投手は、10日に甲子園の阪神戦で登板する。藤浪投手とのドラフト1位対決は1日ずれてまだ実現しなかったが、セリーグの大物ルーキーとして、巨人阪神戦をこの二人が盛り上げてくれるだろう。

 菅野投手は先日のソフトバンク戦で4回8安打4失点を喫したが、WBCのキューバ戦を見て自分を省みた。キューバ代表として出場していたアブレウ選手などは、3年前の2010年の世界大学野球選手権で対戦した選手達だった。菅野投手はこの試合でアブレウ選手などに2本塁打を浴びたものの、デスパイネ選手の打席で157km/hを記録していた。

 菅野投手は「投球の基本は真っすぐ」と話し、これまで140km/h前半だったストレートだが、阪神戦ではストレート中心に臨むようだ。150km/hのストレートが投げられるか注目したい。

 

 「左対左」も関係なかった。初回1死二塁。大谷は2ボール2ストライクから西武の6年目左腕・武隈が投じた136キロの直球を左翼線に先制二塁打。右肩が開くことはなく、左足に体重が残っていた。「スライダーが来るかと思って狙っていたけど、(直球に)しっかり対応できたので良かった」

 

 対外試合での左腕との対決は2月26日の広島との練習試合(名護)で江草に二ゴロに抑えられて以来2度目。左腕相手だと体が早く開いて引っ掛ける打球が多いため、普段のティー、フリー打撃で逆方向を強く意識してスイングを繰り返す。追い込まれ、狙い球が違ってもイメージ通りの打撃を披露し「左投手は好きではないけど嫌とも思わない。右投手と同じように打てていければいい」と平然と言った。

 「左投手に対し踏み込んで、直球にしっかり対応できた」。2ボール2ストライクから、武隈の136キロの外角直球を逆らわずに捉えた。“プロ初長打”は「好きではない」という苦手のサウスポーからの対外試合初ヒット。6回1死二塁でも左腕の宮田からマルチ安打となる一塁内野安打をマークした。「(6回は)引っかけたが、右(投手)と同じように逆方向に打てればいいと思います」

 

 実戦初登板となる10日の教育リーグ・ヤクルト戦(鎌ケ谷)では、降板後に守備には就かない予定。登板後に野手としても試合出場することについて、栗山監督は「開幕までにできればと思っている」と明言した。早ければ、21日の楽天とのオープン戦(東京D)が投打二刀流での初実戦となる見込みだ。

虎・藤浪、日本ハム戦先発!4イニング予定  - サンケイスポーツ:2013/3/9

 連続無失点を継続するぞ-。9日の日本ハムとのオープン戦(甲子園)で、プロとして聖地初試合に挑む阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=が8日、ブルペン投球などで調整を行った。昨夏の準決勝の明徳義塾高戦、8月23日の光星学院高戦は連続完封。甲子園では18イニング連続で無失点だ。「結果として点を取られなければいい。打たれたら打たれたで切り替えてやっていきたいです」と気合を込めた。

 

 198日ぶりとなる聖地のマウンドとなるが、「(大阪のファンに)期待されているのは感じますが、マウンドに上がれば関係ないです」と淡々と話した藤浪。

 9日に阪神・藤浪と「初対決」する日本ハム・栗山監督は「戦えるのは幸せなこと。翔平(大谷)を見てもらえれば分かるけど、いい選手にプロ1年生とかは関係ない。何とか打てるようにやるだけ」と話した。

 

 藤浪と高校時代にしのぎを削った大谷は、現在2軍調整中のため今回の直接対決はお預け。それでも指揮官は「翔平は翔平の準備があるので今回は申し訳ない。交流戦くらいまでには行く準備をさせてあげたいし、次を楽しみにして欲しい」と5月25、26日の甲子園で開催される交流戦での「直接対決」を示唆した。

取り戻す菅野、157キロ  - スポーツ報知紙面:2013/3/9

 

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