選抜高校野球、出場校は24日発表!佐野日大・田嶋大樹投手が注目度NO1!

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 選抜高校野球大会の出場校が24日に発表される。出場が有力視されている投手の中でも、145km/hサウスポー・田嶋大樹投手に注目が集まっている。他にどんな選手が出場しそうなのか、何人かリストアップをしてみます。

 

田嶋大樹投手にはプロもドラフト上位候補に

 田嶋投手は180cmの身長から145km/hを投げる大型サウスポーとして、プロからも注目されている。昨年秋の栃木大会では28回2/3を無失点に抑えて優勝すると、関東大会1回戦の東海大甲府戦では9回6安打11奪三振1失点と好投し勝利したものの「関東大会は無失点で行きたかった。失点したので凄い悔しい」と悔しがるなど強気な面を見せた。

 その投手としても強情さは関東大会準決勝でも見せた。桐生第一戦の3回に打者として一塁に走りこんだ際にベースを踏み外して左足首の靭帯を伸ばしてしまう。しかし降板はせず、オーバースロー、サイドスローなど腕の角度を変えながら、左足に負担のかからないフォームを模索してその後は無失点に抑え、9回まで投げきってしまう。試合は敗れたものの、「リリースポイントさえ一定なら、コースを突けて抑えられると思った」とあっけらかんと話している。

 大型左腕で145km/hという点でプロも注目度は高く、さらにこのエピソードでスカウトの評価は高い。阪神の平塚スカウトは「腕の振りのよさ。左特有の球筋で攻められるし、足を痛めてもリリースポイントをつかんでいるから、抑えていける」と話し、阪神は田嶋投手をドラフト上位候補としてリストアップした。選抜大会のピッチング次第では安楽智大投手、高橋光成投手に続いて評価される投手となるかもしれない。

 

その他の大会に出場しそうな注目投手

 沖縄尚学の山城大智投手は175cmの右腕だが、東京ヤクルト・小川泰弘投手のように左足を大きく上げて体重を乗せるライアンスタイルが特徴。最速は137km/hで明治神宮地大会ではヒットを打たれながらも粘りを見せて抑える投球を見せた。決勝では先発したものの4回7安打3失点で一度マウンドを降りて外野に回る。そして7回に再びマウンドに登ると3回を1安打4奪三振無失点に抑え、チームの大逆転勝利に貢献した。体重を増やせして重い球を投げられるようになれば、もっと伸びる投手だと思った。この冬にどれだけ成長をしているのか楽しみな投手。

 広島・新庄高校には昨年の田口麗斗投手に続き、ドラフト候補投手がいる。山岡就也投手も173cmと田口投手と同じく小柄な左腕で、143km/hのキレの良いストレートを投げる。中国大会決勝で岩国に3-4で敗れたものの、4試合34回を22安打21奪三振18四死球9失点という成績を残し、プロも成長を期待する。

 勝利した岩国高校の柳川健大投手も4試合全てを完投し、37奪三振で与えた四死球は6と制球力が安定している。崇徳を3安打完封、倉敷商を5安打完封とドクター0として注目されている。明徳義塾の岸潤一郎投手も甲子園常連の投手。145km/hを投げるエースでもあり1年生で4番を打った打撃も評価が高い。

新2年生に逸材

 ただし新3年生よりも新2年生に注目が集まるかもしれない。龍谷大平安の高橋奎二投手は明治神宮大会の初戦の三重高校戦に先発し、5回1/3を3安打1失点と、迫力のあるピッチングをみせていた。6回に降板すると試合の流れは一変し、5-1と余裕のあった龍谷大平安が1点差まで追い上げられ高橋投手がエースである事を示した。2回戦では登板せず何かあったのかもしれないが、注目したい投手。

 また、履正社に新2年生の楽しみな投手がいる。 永谷暢章投手は184cmの右腕で既に147km/hを投げる。また本城円投手も187cmの左腕で143km/hを記録している。昨年の安楽智大投手や小島和哉投手のように2年生の投手が活躍する事になるかもしれない。

 

 

  「甲子園でアピールする機会があれば…、と思います」

 準決勝の群馬・桐生第一戦、一回二死一塁から救援し、その後の打席で一塁ベースを踏むタイミングがずれて左足首を痛めた。最後まで投げ切ったが敗れただけに、優勝できなかった悔しさから言葉数は少なかった。しかし、走るのも困難な状況での投球が、逆に抜群のセンスをスカウト陣に印象づけた。

 「腕の振りのよさ。左特有の球筋で攻められるし、足を痛めてもリリースポイントをつかんでいるから、抑えていける」

 阪神・平塚スカウトは投手としての潜在能力の高さをこう見ていた。

甲子園に降臨だ、千手観音 - ニッカンスポーツ紙面:2014/1/23

 


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