選抜高校野球大会選考を分析、関東・東京、近畿、中国・四国、九州地区

 選抜高校野球の選考で、花巻東と高川学園が「ラフプレー」があったために選考から漏れていたようだ。選抜高校野球の判断基準として、今後も指標となっていく可能性が高い。また、出場校選出があっさりといかなさそうだった4地区について、振り返ってみる。

 

ラフプレーにより選出除外

 東北枠は2枠で優勝、準優勝の八戸学院光星と東陵が選出されたのだが、報道によると、まずラフプレーのあった花巻東を除外した事を明らかにしている。「ベスト4に入ったが、ラフプレーがあった。」と話し、「高野連としてもラフプレーはしないと協定を決めた。全国的に徹底している」と説明があったようだ。

 中国・四国枠で最後の出場枠候補だった高川学園も同じように「ラフプレーがあった」とされた。たしかにラフプレーは良くないので理由に入るのは正しいと思う。ただし、それが理由で出場できなかったと説明したことについては、ラフプレーをやった選手個人に相当な負担がかかりそうで、それによって野球を辞めてしまったりしないか心配だ。

 

関東・東京の6校目は横浜高

 関東・東京は関東4、東京1の他に、関東と東京で1枠の出場枠があり、関東大会ベスト8で優勝した白鴎大足利に善戦したが敗れた習志野高校と準優勝の佐野日大に接戦の末に敗れた横浜高校、また東京の準優勝・二松学舎大付の3校が有力候補だったが、その中から横浜高校が選出された。

東京については21世紀枠で小山台高校が選出されたことで、1都市から3校というのは避けられたのだろう。また横浜高校が選ばれた事については、試合結果のほかに、試合の内容を重視されたという意見がある。また、高濱卓也選手、浅間大基選手という注目される選手がいることも一つの要因になったのではないかとも思う。

 これまでもこのような選考の例はあるので、特に良いも悪いもない。横浜高校は習志野高校の分も甲子園で力を見せて欲しいと思います。ただし、同時に行われた補欠校についても健大高崎、霞ヶ浦が入り、習志野高校はそこからも外れたのは以外だった。

 

近畿は試合内容で智弁学園と福知山成美が選出

 近畿は6校の枠がありベスト4は順当に選出された。また5校目は優勝した龍谷大平安に1-2で敗れた智弁学園が選ばれ、準優勝の智弁和歌山に準々決勝で0-10で敗れたの奈良産大付が地域性と試合内容で外された。そして最後は福知山成美が選出、試合内容で選ばれた。

 

九州も試合内容で創成館が選出

 九州は5校の枠があり、4校はベスト4が順当に選出された。そして最後の5校目は優勝の沖縄尚学に敗れたのは長崎の波佐見と準優勝の美里工に敗れたの同じく長崎の創成館で一騎打ちとなった。しかし波佐見は1-9でコールドで敗れており創成館は0-1で敗れている。試合内容によって創成館が選出された。

 

 全体的にみると例えばベスト8でとどまった4校からの選出については、「どこに負けたか」というよりは横一線に並べて試合内容、特にプレーの中身(ラフプレー等も含む)が考慮されての選出となった感じがする。選抜出場をするためには、一つ一つのプレーを大切にする事、当然、禁止されているプレーをしない事が重要になりそうだ。


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