神村学園・山本卓弥選手が3ランホームラン

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 センバツ高校野球大会が開幕した。開幕試合の神村学園vs岩国の試合では、神村学園の2年生・山本卓弥選手が好投手・柳川健大投手から3ランホームランを放ち試合を決めた。山本卓弥選手は1日2000スイングの練習を行い、スイングスピードを身に付けた。

結果を見せた

 山本卓弥選手は昨年夏も1年生でレギュラーとして出場したが、その後、右足首を痛めて1ヶ月練習ができず、秋季大会では4番に座ったものの28打数8安打、打率.286で5打点と4番の仕事ができなかった。しかしこのオフに1日2000スイングの練習を行ってスイングスピードを上げると、この日の第4打席、柳川投手のインコースに曲がってくるスライダーを体を回転させて捌くと、打球は逆風を突いてライトポール際に飛び込んだ。

 184cm83kgの体があり50mも6.1秒の足があるという山本選手。守備は一塁手を守るが今後、外野手や別のポジションにもチャレンジしていく事になるだろうが、来年のドラフト会議では、鹿児島実業から阪神のドラフト2位で指名された横田慎太郎選手のようにドラフト上位で指名される選手になる可能性がある。

 神村学園の小田監督も「柔らかい打撃をしてくれる。頼りにしている」と話す2年生、次の試合も楽しみだ。

 

力を出せなかった柳川健大投手

 一方、岩国の柳川健大投手、昨年秋の四国大会では鳥取商戦で1失点、準々決勝の崇徳戦、準決勝の倉敷商戦で完封し、決勝の広島新庄戦でも好投手・山岡就也投手に4-3で投げ勝った投手だった。この日はキレの良いスライダーと140km/hを記録したストレートを見せたが、ワイルドピッチで2点を失い、12安打を打たれ、ホームランで試合を決められるなど力を見せられなかった。

 「周りの雰囲気にのまれた」と話す柳川投手、わけのわからないうちに失点して、ホームランで点差を付けられ、そして敗れたという感じだったのではないかと思う。投球数の半分以上でスライダーを投げていたが、神村学園にそのスライダーを狙われた。やはりストレートがあってのスライダーだと思う。ストレートのコントロールと回転を磨いて欲しいと思う。

 

 ライナー性の打球が右翼席へ伸びていった。神村学園の3番・山本が大会第1号の3ランを放ち、追いすがる岩国を突き放した。

 「逆風だったので、切れずに入ってくれた。しっかり打てました」

 1点リードで迎えた七回二死一、三塁。カウント0-1からの内角スライダーをうまくバットでとらえた。九回にも同じ変化球を完璧にとらえる右前打で2安打3打点。昨秋は4番ながら右足故障の影響で打率が3割を切ったが、冬場に1日2000スイングをノルマとし、重さが1キロもある竹バットで振り込んだ。


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