履正社・吉田有輝選手が2本の3ベース、龍谷大平安・徳本健太朗選手は2盗塁

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 中学時代に田嶋大樹投手、浅間大基選手、立田将太投手などと日本代表でプレーした履正社の吉田有輝選手が2本の3ベースヒットを記録し、輝きを見せた。また足で飯が食えると評価された龍谷大平安の徳本健太朗選手は俊足で攻守に輝いた。

中学日本代表遊撃手

 吉田有輝選手は173cmの遊撃手、堅実な守備を見せているが中学時代から守備に定評のある選手で、中学時は佐野日大の田嶋大樹投手、横浜高校の浅間大基選手、大和広陵の立田将太投手といった選手らと共に日本代表のユニフォームを着て、遊撃手としてプレーしていた。打撃では浅間選手などに比べると力は劣っていたようだが、この日は甲子園球場のバックスクリーンのフェンス近くに落とす2本の3ベースヒットを記録し、4打数3安打4打点と強打者として履正社の3番打者に成長した。

 学校の成績でも履正社の「3類コース」で120人中トップの成績を残すという秀才でもある。将来が広がる選手だが、野球の道でも将来が広そうだ。同じ日本代表だった田嶋大樹投手と対戦するのは、決勝の舞台となる。

 

2盗塁に広い守備範囲

 龍谷大平安の徳本健太郎選手は、足で飯が食えると巨人の山下スカウト部長が評価した。昨年の関根大気選手(横浜DeNA・ドラフト5位)もそうだが、スランプが少ないといわれる俊足選手は、高校、大学、社会人と注目されプロに入ることが多い。

 その徳本選手はこの日はトップバッターとして、初回、3回と四球で出塁し、3回には3盗を決めると、7回にもヒットで出塁すると、警戒されながらも2盗を決めた。また守備でもセンター前のフライを俊足を飛ばして余裕で捕球するなど、足とう宝物を持っている。

 今年のドラフトで、または将来いつか必ずプロでプレーする選手だと思う。

 

 優等生のバットが火を噴いた。初回1死二塁。吉田有輝が内角直球をはじき返し、中堅フェンス直撃の先制三塁打。勢いに乗ると、2回2死満塁では、再び中越えへ3点適時三塁打を放った。「(先制打は)完璧。投手が苦しんでいたので打撃でカバーできてよかった」。3安打4打点の大暴れ。履正社を4強に導いた3番打者は、満面の笑みを浮かべた。

 甲子園では、この試合前まで2試合で9打数3安打1打点。だが納得できず、前日(30日)には宿舎の地下駐車場でバドミントンのシャトルを1時間以上、打ち込んだ。早かった体の開きを修正し、センター返しの打撃が戻った。

 学校では、難関私立を目指す「3類コース」の3クラス、一般生徒も交じった約120人の中でトップの成績。「文武両道」をモットーに、試験前には深夜4時まで机に向かう努力家だ。


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