智弁学園・岡本和真vs明徳義塾・岸潤一郎

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 夏の高校野球大会で、智弁学園の岡本和真選手と明徳義塾の岸潤一郎投手の対戦が決まった。明徳義塾というと星稜・松井裕樹投手の5打席敬遠が思い浮かぶが、馬渕監督は?

岡本選手は「ホームラン0でも」

 高校通算73本塁打を記録し、スラッガー候補としてドラフト1位候補に名前が挙がる智弁学園・岡本和真選手、「チームが勝てればホームランは0でもいい」と話した。元々「チームバッティング」という言葉が頻繁に飛び出すスラッガーでナイスガイな選手だが、ホームランがチームに勢いをつけているのも事実だろう。

 明徳義塾と対戦が決まった事について「強い所とやれるのでうれしい。岸は良い投手なので楽しみ。」と話した。146km/hを投げるエースを相手にどんなバッティングを見せるのか、とても楽しみだ。

 また岡本和真選手は投手としての登板の可能性もある。エースで4番を打つ岸潤一郎選手に対して、投手として対戦する可能性もある。

 

全部敬遠はしない

 一方、明徳義塾の馬渕監督は「みなさん期待しているかもしれないが、全部敬遠はしない」と口にした。星稜の松井秀樹選手をランナーがいない場面でも敬遠し、騒動となった事があるが、今年は違う。

 岡本和真選手については「すごいバッター。」と評価し、松井秀樹選手くらいの怖さを持っているだろう。「3番においているのは敬遠される頭があるから」とも話す。しかし今年は甲子園4度目の登場となる岸潤一郎投手がいる。「安楽より上」と評価する岸投手を「1打席目は勝負させる」と話した。

 ただし、場合によっては敬遠する事も示唆した。敬遠はあまり見たくはないが、野球の戦術としては仕方無いとも言える。

 

岸選手のくじ運は

 岸選手は主将でもある。そしてセンバツでは「智弁和歌山」を引き、今回は「智弁学園」を引き当てた。チームに戻ると「ごめん」と頭を下げたが、智弁と縁があるのか、強豪と縁があるのか。

 岸投手は智弁学園との対戦について「やりたくない」と苦笑いした。しかしセンバツでは延長15回の末、3-2で智弁和歌山に勝利している。岸vs智弁にも注目が集まる。

  相手は、岸主将がエースで4番を務める。中学時代を通じて対戦経験はなく、面識もない。「すごくいい投手。チーム全体で打ち崩せるようにしたい」と意気込んだ。

 高校通算73本塁打を誇るだけに周囲は一発を期待するが、本人の思いは違う。「チームが勝てれば、ホームランはゼロでもいい。チーム打撃をして、たまたま本塁打になる感覚でやっていきたい」と、まさかのノーアーチ宣言。チームの勝利を第一に考える姿勢は、松井秀喜氏をほうふつさせる。

 「強いところとやれるので楽しみ。(岸は)いい投手なので、チーム全員で打ち崩す。姉妹校のリベンジをしたい。奈良の智弁学園を全国の方に知ってもらえれば」

 顔色ひとつ変えずに、そう言い切った岡本。史上3人目の快挙も懸かる。岡本はセンバツ1回戦の三重戦で1試合2本塁打の衝撃デビューを飾った。同一年の春夏甲子園で1試合2本塁打の離れ業を成し遂げたのは、84年の清原和博と89年の元木大介の2人だけ。25年ぶりの偉業はファンも待ち望むところだ。

 1992年夏の甲子園で星稜・松井に対し全5打席敬遠を指示するなど、勝負にこだわる馬淵監督。「73本はすごい。弱いところとばっかりやっても30本くらいやで」と岡本の力を認めるが、明徳義塾にも4度目の聖地出場となるエースで4番の岸がいる。「(済美の)安楽より上」と話すなど、右腕への信頼は厚く「皆さん(敬遠を)期待してるけど1打席目は勝負させるで」と、闘志を燃やすシーンもあった。

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