神戸国際大付は聖光学院と対戦し1-2で敗れた。145km/hを投げ兵庫大会準決勝で13奪三振を記録しプロも注目した黒田達也投手は、7回を投げて8四死球と制球を乱したものの、自慢のスライダーで2失点と粘りを見せた。
故障との戦い
黒田達也投手は小学生の時から故障との戦いが続いていた。中学で右ひじを手術しボルトが現在でも入っている。そして高校でも2年秋に左ひざ、冬に右ひざを骨折するなど、5度の手術を経験している。
しかし2年冬以降、体を鍛え直すと3年生で急成長し185cm80kgの体から145km/hを投げる投手となった。
この日は初回に2つの四球で2アウト満塁のピンチとなるが、得意のスライダーで三振で切り抜けると、その後も8四死球を与えながらもスライダーで打たせて取り7回まで2失点と粘りを見せた。8回先頭打者に四球を与えた所で降板し、7回6安打6奪三振8四死球で2失点という内容で甲子園の最初で最後の登板を終えた。
体は出来上がったものの、エースとして活躍したのはこの夏から。黒田投手は「甲子園は最高だった。上の舞台では、どんな場面でもストライクが取れるように」と話し、大学で野球を続ける。
高校野球の卒業と共に、故障との終戦ができれば良いが。大学では投手として成長を期待したい。
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神戸国際大付も無念…近畿勢3連敗/野球/デイリースポーツ online 2014/8/15
黒田は高校で左右膝を計3度も手術した。「甲子園は最高だった。上の舞台では、どんな場面でもストライクが取れるように」と、故障続きだった高校の悔しさを大学野球で晴らすことを誓った。
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