センバツ出場決定待つ各地の強豪チーム、仙台育英、静岡高

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 各地区の大会で優勝したチームは、不祥事の無い限りセンバツ出場はほぼ決定していると言える。仙台育英、静岡など強豪は甲子園でのプレーに向けて準備を進めている。

仙台育英

 今年は仙台育英の年になるかもしれない。打線では3番を打ち遊撃手で華麗な守備を見せる平沢大河選手を中心に、1番の佐藤将太選手が出塁し、4番の郡司裕也選手は巧みなバットコントロールで得点を稼ぐ。

 また最初に4番を任された紀伊海秀選手は、不調で6番など下位打線に降格したものの、183cm88kgの体から放たれるホームランは迫力がある。下位打線からでも得点が奪え、隙のない打線になっている。

 投げてはエースの佐藤世那投手がほぼ全てのイニングを投げ切るタフさがあり、投げる球も140km/h前後の速球に、得意のチェンジアップが冴えて空振りを奪える。あえてもう一度、今年は仙台育英の年になるかもしれない。

仙台育英高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

静岡

 東海大会は初戦を11-3、準決勝を12-2、決勝の県岐阜商戦では高橋純平投手に5回まで1点に抑えられたが、高橋投手が交代するとそこから6点を奪い逆転勝利した静岡高校、安本竜二選手を中心とした打線は驚異となる。

 ただし明治神宮大会では東海大菅生のエース・勝俣翔貴投手に9安打を浴びせたが4得点に終わり、4-7と打ち負けた形となった。やはり全国に出場するようなプロ注目の投手にあたると、失点を抑える事が必要となる。

 エースは現1年生の村木文哉投手、182cmから138km/hを記録する球を投げている。そしてこのオフ、「下半身に筋肉がついて直球のキレが良くなった」と話し、67kgだった体重は73kgまで増えたようだ。

 センバツ大会は昨年は龍谷大平安の高橋奎二投手、一昨年は浦和学院の小島和哉投手といった新2年生が優勝の原動力となっている。村木投手にも期待が高まる。

静岡高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

  183センチ、88キロの体を持つ紀伊は、佐々木順一朗監督(55)も「当たった時のホームランを見ると、夢を見たくなるよね」と、パワフルな打撃を絶賛する。昨秋の東北大会と明治神宮大会を制した仙台育英だが、宮城県中部地区大会では3回戦で1度、聖和学園に敗れた。現在は6番を打つ紀伊は、その試合では4番を任され「ガチガチになってしまった。悔しい思いしかない」と責任を感じ、今も発奮材料にしている。

 課題の体重も着実に増えている。毎夕食に1キロの米飯を食べるようにして、さらにラーメンやうどんなどの麺類も詰め込み、秋の67キロから6キロアップの73キロに。「下半身に筋肉がついて、直球のキレがよくなりました。センバツまでには75キロまで増やしたい」と、身長182センチの大型右腕は目標を掲げた。

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