センバツ高校野球大会の組み合わせ抽選が決定し、前年優勝の龍谷大平安は3日第3試合に一昨年優勝の浦和学院と対戦することが決まった。1回戦屈指の注目カードとなった。
昨年優勝投手は最速145km/h記録
龍谷大平安は昨年、2年生だった高橋奎二投手の3勝を挙げる好投に、走力・打力ある打線で優勝をしている。センバツでは元氏玲二投手と二人で先発をしたが、秋は高橋奎二投手が8試合全てを一人で投げ、エースとして頼れる存在になると、オフには毎日12kmの走り込みを続け、9日の練習試合では最速145km/hと自己記録を更新したという。
しかし初戦に相手は、一昨年にセンバツ制覇し、昨秋には明治神宮大会で準優勝をしている浦和学院との対戦となった。優勝メンバー当然残っていないものの左腕江口奨理投手の巧みな投球と、4番・山崎滉太選手を中心としたどこからでもチャンスが生まれる打線が相手となる。
1年生の時からストレートは球速が140km/h前後だが、独特のリズムから投げられるキレの良い球で三振を奪える投手だった。秋以降、大きく成長したといわれる高橋奎二投手が、関東王者に対してどんなピッチングを見せるのか、非常に楽しみだ。
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エース左腕の高橋は昨春は背番号10ながら4試合に登板し、3勝を挙げて優勝に貢献。グラウンドの外周を12キロ近く走り込むなど、練習量に裏付けられた成長を示し、9日の練習試合では自己最速を更新する145キロをマークした。
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