敦賀気比・平沼翔太投手は復活かけ、2年生・山崎颯一郎投手と先発を争う

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 昨年夏の甲子園で2年生ながら敦賀気比のエースとして4勝を上げてチームのベスト4入りに貢献した平沼翔太投手、このオフは疲労によりノースロー調整が続いた。復活をかけて新2年生の山崎颯一郎投手と先発の座を争う。

夏の疲労で

 平沼翔太投手は最速144km/hの速球と鋭いスライダーで、昨年夏の甲子園では準々決勝まで3完投1完封、4勝を上げる好投を見せた。しかし準決勝の大阪桐蔭戦では5回0/3で12失点と疲れを隠せなかった。

 秋も福井大会、国体を投げたものの、明治神宮大会では6回1/3で4失点と疲れが残り、その後はノースローで調整をしていた。2月に入ってから投球を再開したものの、3月15日の近大付戦でも7回で6四死球を与えて3失点と、まだ昨年夏の状態には戻っていないようだ。

 

控え投手の存在

 そんな平沼投手が気にする投手が、控えの山崎颯一郎投手。188cmの大型投手で入学時から期待されると、明治神宮大会では準々決勝の九州学院戦で6回5安打、自責点3とまずまずの投球を見せると、この春も兵庫商との練習試合で6回16奪三振の快投をしたという。

 プロが来年のドラフト候補として注目する山崎投手の存在が、平沼投手を安心させない。センバツまであともう少しだが、エースとして復活を期待したい。甲子園ではどちらが先発をするのか注目される。

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 昨夏の選手権では、準々決勝まで3完投(1完封)で4勝。わずか4失点と完璧な投球を披露した。だが、準決勝の大阪桐蔭戦では5回0/3を12失点。秋の明治神宮大会初戦(英明戦)でも合計6回1/3を4失点と乱調。「(秋季福井大会、国体と)ずっと投げ、疲れがあった」と肩を落とした。

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