健大高崎・柴引良介選手が20号ホームラン、二松学舎大付・大江竜聖投手は16奪三振も敗れる

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 センバツ5日目、第2試合では健大高崎が宇部鴻城高校に9-1で、第3試合は松山東が二松学舎大付に5-4で勝利した。二松学舎大付・大江竜聖投手は16三振を奪いながら、四球からの失点や連打による失点で涙をのんだ。

機動破壊と長打と

 健大高崎はこの日も初回から先頭打者の相馬優人選手が四球で出塁すると、盗塁と相手の暴投でサードまで進み足で先制点を奪った。この日もチーム全体で4盗塁を決め、機動力は健在だ。

 しかしこの日は、4番で50mは7秒台の柴引良介選手が5回に高めの緩い球をレフト最深部の前列に放り込み、高校通算20号ホームランを記録した。177cm88kgのスラッガーの長打力も絡め、健大高崎の野球は進化をしている。

 柴引選手については、パワーがあるものの、総合的にみてまだドラフトで指名されるような選手ではないが、とにかく長打力を磨いて大学、社会人でも打ち続けてほしい。

 

大江竜聖、16奪三振も

 二松学舎の2年生左腕・大江竜聖投手は、昨年夏も1年生ながら甲子園を経験しており、成長が期待された。大きく曲がるカーブのコントロールが良く、16三振を奪った。しかし、4回には四死球も絡んで2失点、6回には3連打などで2失点、そして7回には味方が同点においついてから1失点と、良くない点の奪われ方をし、4-5で松山東に敗れた。自己最速の142km/hをキロしたものの、評価することができないピッチングだった。

 21世紀枠の相手と言う事もあり、気の緩みのようなものがあったのだろうか、東京の準優勝チームらしからぬ戦い方で、東京は東海大菅生と共に2校が初戦敗退となった。

 一方、松山東の亀岡優樹投手は、170cmの体を大きく使い、小さく鋭く曲がるスライダーを外角に、そしてその後にインコースの高目にシュート気味のストレートをズバッと投げられ、このパターンで二松学舎大付打線が封じ込められた。素晴らしいピッチングだった。

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 健大高崎は機動力だけじゃない。4点リードの5回1死。4番・柴引良介が高め直球を振り抜くと、白球は左翼席に届いた。高校通算20号だ。一塁走者がけん制死した直後の球をひと振りで仕留め、「自分が長打でチャンスをつくろうと思った」とお立ち台で胸を張った。

 4回。満塁から亀岡に136キロの直球を右前へ先制適時打された。昨夏も甲子園でバッテリーを組んだ今村と「直球を狙われている」と90キロ台の緩いカーブを交えたが、6回にも2失点。直後に自らの中前適時打で同点としたが、7回に勝ち越された。昨夏は1年生バッテリーで1勝。さらなる上積みを求めて戻ってきた春だったが、「今回は力を出せなかった」。大江はこの敗戦を試練と受け止め、奮起を誓った。


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