高校野球・神奈川大会(2015):ドラフト注目度A

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 神奈川の高校野球注目選手、昨年は横浜隼人の宗佑磨選手がオリックスにドラフト2位で、横浜高校の浅間大基選手が北海道日本ハムにドラフト3位、高濱祐仁選手が同7位で指名された。今年は昨年以上に注目されている。

地区

 夏の神奈川大会は7月11日に開幕し、予定では7月28日に決勝を迎え、186校が参加する。横浜高校と東海大相模が中心になり、2013年は横浜、2014年は東海大相模が出場しているが、横浜高校は昨年、小倉部長が退任し、そして今年の夏を持って渡辺監督も退任することが発表された。

 今年は春季大会で東海大相模が優勝し、夏連覇を狙う。またその春季大会では公立が目立ち、相模原高校が準優勝、橘高校がベスト4に入った。夏は、その3チームと桐光学園がAシードとなる。

 組合せを見ると、東海大相模のブロックには、Bシードの平塚学園、Cシードの相洋、横浜創学館が入った。またノーシードとなった横浜高校は、相模原のブロックに入り、シード校に恐怖を与えている。

 

プロ注目選手

 今年のドラフトで各球団のスカウト会議で上位候補に名前が上がる選手が、東海大相模に揃う。左の小笠原慎之介投手は最速149km/hを記録する182cmの大型左腕、昨年からさらに成長を見せている。また吉田凌投手も、151km/hの速球と超高校級のスライダーを投げ、昨年夏の決勝で1試合20奪三振を記録ししている。

 共にドラフト1位候補として、多くのスカウトが集まる事は間違いない。

 また、187cmから最速148km/hの速球を投げる横浜創学館の望月惇志投手にも複数のスカウトが訪れている。この春に球速が5km/h以上も伸びており、まだ素材型といえるが、将来性を評価しての指名がありそうだ。

 野手でも東海大相模の豊田寛選手、長倉蓮選手、杉崎成輝選手、千野啓次郎選手などのブレークに期待されたものの、今年すぐにドラフトで指名される所まで評価は上がっていない様に見える。

 

その他の注目選手

 桐蔭学園の田村海人投手は182cmから144km/hを投げ、スライダーのキレも良い。最後の夏に結果を残せるかに注目。公立の星・相模原の宮崎晃亮投手も140km/h近い速球に力があり、春に競合をやぶって決勝に進出した力はある。ただし関東大会では埼玉の川越東に7回まで8点を奪われてコールド負けをしており、そこからの成長がカギ。

 日大高校の山村和秀投手は140km/h超の速球を投げる投手で、足もある身体能力の高い選手。日大藤沢の下地滉太選手もセカンドまで1.9秒台を記録するという強肩とフットワークを見せる。

 慶応義塾には柳町達選手や津留崎大成選手など、東海大相模、横浜に匹敵するほどの選手層の厚さがある。横浜高校にも捕手の山田知樹選手など素質の高い選手が集まっている。下級生でも藤平尚真選手、公家響選手、増田珠など、有望選手がおり、最後の夏に渡辺監督を甲子園に連れていけるか。

 下級生では昨年秋に快進撃を見せた平塚学園2年生の高田孝一投手、春は良くなかったので、復活を期待したい。

2014年度以降-高校生-神奈川県のドラフト候補リスト

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