仙台育英・佐藤世那投手vs早稲田実・清宮幸太郎選手、加藤雅樹選手

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 高校野球甲子園大会準決勝、仙台育英vs早稲田実の試合も両チームともに強力打線を持ち、プロ注目選手もそろう注目の試合となる。

強力打線

 今大会、打撃に関して最もすごさを感じさせるのが仙台育英、3番の平沢大河選手は打率こそ低いものの2本塁打を放ち、打つとチーム全体が勢いに乗る。また4番の郡司裕也選手、5番の佐々木良介選手、6番の紀伊海秀選手ととにかく振りが鋭い。金属バットで当てただけの当たりではなくてしっかりと振り切っている打撃は、今後木製バットになっても活躍をしていく選手たちだと思う。

 一方、早稲田実は3番の1年生・清宮幸太郎選手が2試合連続弾、バットを軽く振っているような感じでスタンドまで運ぶ打撃はやはりすごい。また4番のプロ注目捕手・加藤雅樹選手も特大のホームランを放つなど注目だ。

 投手については仙台育英の佐藤世那投手は最速146km/hを記録するなど力強さを増している。昨年秋に連投を重ねて明治神宮大会で優勝をした経験もあり、故障の影響は気になるがスタミナも十分だろう。佐藤投手のピッチングがこの試合を決めそうだ。

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1年生には負けられない。3番・清宮に対しては「凄い打者だとは思うが、過剰に意識しないようにしたい。インコースには放らないといけない。気持ちで負けないようにすることが一番」と力を込めた。一方、捕手・郡司は映像で早実打線をチェックし「フォークが中心になると思う。普段通りにやれば(佐藤)世那なら大丈夫」と、縦変化を有効に使って怪物を封じる狙いだ。

清宮がフリー打撃最後に柵越えを放った。30スイング目。練習が行われた舞洲ベースボールスタジアムは両翼100メートル、中堅122メートルと広いが、右翼への豪快な一発で締め「気持ちよかった。試合になれば、もっと飛ぶと思います」と自信に満ちた表情で話した。

 今大会は東海大甲府の146キロ右腕・菊地や九州国際大付の142キロ左腕・富山らを打ち崩してきた。ここまで16打数8安打の打率5割。しかも2試合連続本塁打中と、完全に打撃の手応えをつかんでいる。対戦が予想される仙台育英の佐藤世は最速146キロの本格派。「佐藤さんは高校を代表する好投手」と警戒しながらも「自分の形を崩さずにいけば、どんな投手でも打てる」ときっぱり言った。

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