センバツ出場有力の東海大甲府、プロ注目選手を探る

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

29日のセンバツ出場校発表の前にスポーツ紙では出場が予想される高校の特集が行われている。デイリースポーツでは週刊デイリー高校野球の中で、東海大甲府についての特集を行った。

Wエース

東海大甲府は昨秋の関東大会でベスト4に進出、準決勝では木更津総合の早川隆久投手に完封されたものの、1年時からレギュラーで出場していた野手と、最速146キロを投げる菊地大輝投手、チェンジアップで打ち取る松葉行人投手のWエースが注目される。

菊地大輝投手は1年生から背番号1を背負うエースで、180cm83kgのがっしりした体で遠投120mの強肩から最速146キロの速球を投げ、スライダー、チェンジアップ、カットボールなどの多彩な変化球も投げる。しかしこれだけのものがありながらも試合ではいきなり崩れて失点を重ねる場面も見られ、ドラフト候補としては上位候補という声はまだ聞こえてこない。

昨年の関東大会でも初戦の春日部共栄戦で先発し、味方の大量得点で9-0となった6回表に4失点、村中監督から雷が落ち、その後の試合は登板をしていない。

準々決勝で先発をしたのは松葉投手で、霞ヶ浦を8回1安打完封すると、準決勝の木更津総合戦は0-2で敗れはしたものの、9回7安打2失点と好投した。松葉投手は最速は135キロだが、昨秋は6試合37回を投げて防御率は0.73、速球と同じ振りからのチェンジアップが打者に有効で、面白いように内野ゴロを打たせた。

センバツではどちらがエースとなり投げてくるかに注目したい。

 

強力打線

強力打線の中でプロから注目されているのは3番・遊撃手の福武修選手。守備力は渡辺諒選手(2013年北海道日本ハムドラフト1位)に匹敵すると言われ、打撃についても木更津総合戦では早川隆久投手から2ベースを含む4打数2安打を記録した。打撃に鋭さが加わればドラフト会議での指名の可能性が高くなりそうな選手。

またもともとはサードやショートを守っており、1年時から主軸を打っていた松岡隼祐選手は、中学時代に小笠原慎之介選手などと湘南クラブで中2で4番を打ちジャイアンツカップ優勝に貢献をした選手。昨年秋はファーストを守るなど守備の面では課題がありそうだが、180cm87kgの体と鋭い打撃は魅力だ。

センバツ出場は確実とみられる東海大甲府、各選手がどんな仕上がりを見せるのか注目したい。

東海大甲府のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

剛と柔、Wエースが導く デイリースポーツ紙面 2016/1/27

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント