高松商が逆転勝利、美濃晃成選手、安西翼選手が勢いに乗る

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

明治神宮大会チャンピオンの高松商が、センバツでも勢いづく勝利を挙げた。9回に1アウトから1番の安西翼選手が死球で出塁すると、果敢に盗塁をしかけ2塁を奪う。そしてショート強襲のヒットでホームインし土壇場で同点に追いついた。

美濃選手の爆発力

高松商は昨年秋の明治神宮大会で優勝をしている。香川大会では小豆島高校に敗れ、香川2位で出場した四国大会、明治神宮大会で無敗で頂点に上り詰めた。そのキーマンとなっていたのは5番の美濃晃成選手で、明治神宮大会3試合では13打数8安打7打点、またリリーフでも登板し140キロを連発するなど大爆発を見せていた。

この試合でも美濃選手は4回にヒットを放つと8回にライトへタイムリー2ベースヒット、そして延長となった10回には、右中間に3ベースヒットを放ち、ワイルドピッチでサヨナラのホームを踏んだ。また投げてもリリーフで142キロを記録する勢いのある球を投げた。

ちょっと計り知れないものを持っている。10回の3ベースヒットも軽く手首で打つようなスイングで右中間深くまで飛ばした。50m6.0秒の足でサードまでたどり着きサヨナラにつなげた。170cm66kgと上背はないが、元中日の井端選手のように、プロ入りしてもチームを引っ張っていけるような、高い身体能力と何かを持っている選手のように思える。

今年のドラフトで指名して獲得したら、非常に楽しみな選手になりそうだ。

安西選手の足

また9回には1アウトから出塁した安西選手が二盗を慣行し成功させると、続くヒットでホームを踏んだ。この日は3打数ノーヒットも2つの四死球を選び出塁すると、50m5.9秒の足で勝利につながる盗塁を決めた。

173cm66kgと安西選手も上背がなく、今のところスカウトからのコメントなどはないものの、早稲田大の重信慎之介選手のような形で将来プロ入りしているかもしれない。

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50メートル5秒9。中学時代は野球と陸上を掛け持ちし、100メートル走の香川中学王者でジュニア五輪にも出場した足を、勝負どころで見せた。「思い切ってスタートしました」。決死の盗塁に成功して1死二塁。竹内の遊撃強襲打で追いついた。

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