智弁学園・村上頌樹投手が1失点完投、4戦完投しわずか2失点

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

智弁学園の村上頌樹投手がこの日も完投し、龍谷大平安打線を1失点に抑えた。チームは9回裏に逆転サヨナラで勝利し、決勝に進出した。

4戦で2失点

村上投手は今大会の開幕試合で先発すると、福井工大福井打線に10安打を許しながらも完封した。2回戦の鹿児島実戦は6安打7奪三振1失点で完投すると、準々決勝の滋賀学園戦はわずか2安打8奪三振で完封している。

そしてこの日の龍谷大平安戦は、さすがに疲労も見せていたが130キロ後半の速球を低めに決める投球を続け、7安打を許したものの9回まで1失点に抑えた。チームは0-1のまま9回裏を迎えたが、4連打で2点を奪い逆転勝利を挙げた。

4試合を完投してわずか2失点、今大会のエースといってよいだろう。

勝敗は紙一重

共にしっかりと鍛えられ、龍谷大平安も市岡奏馬投手が4試合で4失点と、こちらも大会屈指のエース投手だった。また智弁学園は太田英毅選手、福元悠真選手の2年生が、龍谷大平安も岡田悠希選手が活躍を見せるなど似たチームだった。

共に好守を連発して先発エースを助けていた。しかし智弁学園が外野手が捕球ミスして後にそらす間に失点をし、最後は龍谷大平安の外野手が後ろに後逸し逆転サヨナラとなった。勝敗は紙一重だった。

龍谷大平安のエース・市岡投手も素晴らしい投手だった。また来年のドラフト候補となる岡田選手もこの日は、バックホームでランナーを刺すなど守備で見せた。夏にはもっと強くなって甲子園に出て来るのではないかと思う。

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今大会4試合、2完封、自責点1。紛れもないエースだが、数字だけではない。この日の失点は失策絡みだが「エラーよりも、僕が悪すぎた。すべての球が良くなかったし、序盤は気持ちが逃げてました」と、チーム一丸の意味を理解した大黒柱に育った。

智弁学園のエース村上頌樹(しょうき)投手(3年)が9回7安打1失点(自責0)の粘投でサヨナラ勝利を呼び込んだ。「調子はよくなかったんですけど、気持ちでなんとか抑えました」。今大会は計36回を投げ3失点(自責2)と大車輪の活躍。

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