昨秋の関東大会で優勝しセンバツ出場が有力な作新学院、昨夏は152キロエース・今井達也投手などの活躍で甲子園優勝を納めたが、この春は大関秀太郎投手がチームを優勝に導く。
関東大会優勝
今井投手に比べれば、大関投手は172cm70kgと小柄で、球速も最速で135キロ。しかしサウスポーで、スライダー、チェンジアップを度胸よく投げる大関投手の活躍で、戦力が落ちると言われた昨年秋の大会を勝ち進み、見事に関東大会優勝を果たした。
大関投手は昨年夏はベンチ入りメンバーから外れている。チームが優勝する中でも悔しさを感じていた。そして迎えた秋は、関東大会準決勝の健大高崎戦で2安打6奪三振1失点完投、決勝の東海大市原望洋戦でも5安打3奪三振1失点で完投勝利を挙げた。9試合に登板し70回2/3で自責点は8点、防御率1.02、55奪三振と抜群の好投を見せた。この冬は今井投手が昨年夏の甲子園で突然投げ始めて有効な球となったカットボールを教わり、その修得を目指す。
夏春連覇が注目されるが、「今度は自分たちがセンバツに優勝したい気持ちはあるけど、まず1戦。今井さんたちの代もそうでしたから」と話し、まずは1勝を目指す。
昨夏の甲子園でベンチから外れた悔しさを秋の大会にぶつけた。球持ちのよさと制球力、度胸で9試合70回2/3を投げ、被安打58、55奪三振で自責点は8、防御率1・02。堂々たる結果を残し、夏春連覇へ動き出した。
コメント