高校野球・千葉大会(2017):ドラフト注目度B

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2017年夏の高校野球千葉大会の注目選手を紹介します。昨年は東海大市原望洋の島孝明が154キロを記録して注目され、ドラフト会議では千葉ロッテから3位指名を受けた。また木更津総合の早川隆久投手は全国屈指の左腕として注目された。今年はこれほど注目された投手はいないものの各チームに好投手の存在があり、ドラフト注目度はB。

地区

昨年は木更津総合の早川投手が実力を見せ、決勝で市立船橋を破り優勝した。甲子園でも唐津商、広島新庄を完封し、準々決勝でも作新学院に1-3と苦しめた。

秋は東海大市原望洋が優勝し中央学院が準優勝、関東大会では東海大市原望洋が準優勝してセンバツ出場を決める。センバツでは東海大市原望洋が延長14回の末に2-6で初戦で敗退した。春は専大松戸が優勝し千葉敬愛が準優勝、関東大会では専大松戸が日大三に9-10と激戦を演じ、千葉敬愛は東海大相模に2-14で大敗した。

センバツの疲れからか春は振るわなかった東海大市原望洋だが、エースを中心に実力は最も高い。しかし試合巧者の木更津総合もしっかりと好投手が育ってきた。好投手の2枚看板がいる専大松戸、プロ注目の捕手のいる千葉明徳、強豪の習志野、市立船橋や、中央学院などもいる。2強ができつつある中で、再び戦国時代に引き戻せるか。

注目選手

東海大市原望洋の金久保優斗投手は、最速147キロの速球を投げ、昨年夏もエース格として先発を任され、事実上の決勝戦と言われた準々決勝の木更津総合戦でも先発して6回1/3を投げてわずか2安打1失点に抑えている。秋もフル回転しセンバツ出場を果たしたが、センバツでは調子は良くなかった。それでも9回まで2失点に抑え同点で延長戦に持ち込むと、延長14回まで投げたものの力尽き4点を失って敗れた。

その後、春の大会では登板をしていないのが気になるが、U18代表には選出されており、夏の投球に期待したい。

この春に最も注目されたのは木更津総合の山下輝投手。187cmの大型左腕投手で、最速は145キロを記録し、プロのスカウトも大勢が足を運んだ。春は先発して完投する試合が増え、中央学院戦では9回5安打12奪三振2失点完投、早川投手譲りのクロスファイアを投げる。

その他の注目選手

専大松戸の川上鳳之投手は最速145キロの速球を投げ、キレの良いスライダーとコンビネーションで抑えていく。濱名竜之介投手も176cmの左のエースで140キロを記録している。2枚看板として期待される。

野手では木更津総合の峯村貴希選手が伝統の大型ショートとしてプレーした。長打力もあり守備も大きな体を使いこなし上手いのだが、もう一皮むけてほしい。千葉明徳の菅井紀美靖捕手はセカンドまで1.9秒の送球を見せる強肩でプロも注目する。千葉黎明の太田和海翔選手も強肩捕手として注目される。

千葉英和の芦田丈飛投手は182cmの右腕で137キロを投げ、柏日台の植田涼太投手は140キロを投げる左腕だが故障をしており復活が待たれる。横芝敬愛の白山直哉投手も130キロ後半の速球を投げる。習志野高校の吉野海都選手は小柄だがパンチ力がある。

2017年度-高校生-千葉県のドラフト候補リスト

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