この夏、1年生で甲子園を沸かせ、この世代のトップランナーとなりそうな選手を紹介します。
1年生の選手達
まずは今大会でベンチ入り、そして背番号9までをつける1年生は次の通り。
高校 選手名 背番号
青森山田 平沼海斗 18
土浦日大 石渡 耀 14
鶴見恵大 16
花咲徳栄 韮沢雄也 16
木更津総合 小池柊稀 4 セカンドレギュラー
二松学舎大付 右田稜真 17
海老原凪 18
東海大菅生 小山翔暉 14
横浜 及川雅貴 11
内海貴斗 13
吉原大稀 15
黒須大誠 16
小泉龍之介18
山梨学院 相沢利俊 13
中京大中京 関岡隼也 13
大垣日大 内藤圭史 7 レフトレギュラー
津田学園 藤井久大 7 レフトレギュラー
前川夏輝 14
石川史門 15
日本航空石川 安東凌太 18
智弁和歌山 黒川史陽 16
西川晋太郎17
東妻純平 18
広陵 鉤流大遂 12
下関国際 木村大輝 11
谷本 智 13
興南 根路銘太希4 セカンドレギュラー
宮城大弥 11
横浜高校が5人をベンチに入れるなど1年生の数は比較的多く、背番号9までのレギュラー背番号を背負うのは4人となっている。
またこの中で昨年のU15代表だったのは、及川雅貴投手、宮城大弥投手、小山翔暉外野手、黒須大誠外野手・投手の4人となっている。
世代NO.1は
基本的に1年生で甲子園に出場し、活躍を見せた選手は怪物候補として注目される事が多い。早稲田実の清宮幸太郎選手の1年夏の甲子園で2本塁打を放っているし、昨年のドラフトで中日に5位で指名された藤嶋健人投手も1年夏に雄たけびをあげながら好投を見せ、3年間注目された。甲子園に出場できなかった1年生たちも、まずは甲子園でプレーしている同学年の選手を見て基準としていく。
今大会で世代NO.1と言われそうなのが、興南の宮城大弥投手か。U15代表を経験し、この夏も沖縄大会決勝で先発すると、13奪三振1失点完投で勝利している。トルネードからの142キロの速球は、甲子園でも注目を集める投球を見せそうだ。
ライバルは同じ左腕の及川雅貴投手となりそうだ。U15ではエースとして活躍し、中学時代の実績から鳴り物入りで横浜高校に入学、この夏も2回戦で先発し、4回1安打6奪三振で無失点に抑える投球を見せている。まだ制球力などに課題を見せたが、1年生世代が今のところ最も注目している投手なのは間違いない。
また興南の根路銘太希選手は2番セカンドのレギュラーで、沖縄大会決勝では3安打を打っている。木更津総合の小池柊稀選手は9番セカンドで守備で堅実なプレーを見せる。大垣日大の内藤圭史選手や津田学園の藤井久大はすでに5番を任されている。
この夏は地方でも怪物候補が登場した。大船渡高校の佐々木朗希選手は186cmの身体から147キロを記録し注目された。この他にも大阪桐蔭の山田優太選手や中田唯斗選手、創志学園の西純矢投手なども強豪チームの中この秋からは主力としてプレーしてくるのではないかと思う。また各地に散ったU15代表メンバーも、同じチームで戦った選手に負けるかと思っていると思う。
まずはこの夏の同世代選手を見て、1年生世代の競争も本格的にスタートする。高校野球の時間はまだ2年もある。入学時はそれほどでもなかったが、2年間で見違えるほど成長しプロも注目するようになる選手はたくさんいる。
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