注目の1番バッター、常葉大菊川・奈良間大己選手、星稜・東海林航介選手は松井秀喜氏と対峙するか

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夏の甲子園、今大会に出場する選手の中で、地方大会で最も打率が高かったのが、常葉大菊川の1番・奈良間大己選手、打率は.818だった。また強打の星稜は、2年生の東海林航介選手が1番を務める。

恐怖の1番バッター

常葉大菊川の奈良間大己選手は2日のフリー打撃でサク越えの当たりを見せると、この日のティー打撃でもサク越えの当たりを見せた。「調子は上がっています」と話した。

奈良間選手は静岡大会で19打数17安打、打率.818を記録し、今大会の出場選手の中で最も高い打率を残している。ヒットだけではなく、先頭打者ホームランも打ったほか、準決勝でもホームランを放ち、パンチ力がある。

さらに守備でもショートを守り、投手として投げていたこともあるため、強肩遊撃手として注目される。恐怖の1番バッターが大会で大暴れを見せそうだ。常葉大菊川は3日目第4試合で益田東と対戦する。

また、星稜は、決勝戦で合わせて7本のホームランを打った4番・南保良太郎選手、5番・竹谷理央選手がいるが、その主軸にチャンスをお膳立てするのが2年生で1番を打つ東海林航介選手だ。

東海林選手は180cmの外野手で、50m5.9秒の足を持つ。石川大会では4盗塁を記録した。足だけでなく石川大会決勝では2塁打が3本、3塁打が1本といずれも長打で、石川大会では8本のヒットのうち、5本が長打だった。俊足で長打にしているのもあるが、鋭い打球で外野の間を割っていくあたりが特徴だ。

また、5試合とも初回の第1打席で出塁し、いずれもホームに生還している。甲子園は開幕戦で登場する星稜だが、始球式はOBの松井秀喜氏が投げる。先行になればバッターボックスに東海林選手が入るかもしれない。

松井選手の目の前で、第1打席に出塁して得点をするか、東海林選手に注目したい。

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2日の午前中に尼崎ベイコム野球場で行った練習でも、フリー打撃でサク越え弾を打っており、2日連続のアーチだ。甲子園では午後の試合になると右から左へ「浜風」と呼ばれる強い風が吹き、右翼へのフライは押し戻されるかわりに、左翼への飛球は伸びるといわれる。菊川の初戦は第4試合で、左翼への本塁打が出やすい時間帯。「意識していません」と奈良間は笑ったが、「調子は上がっています」と手応えを口にした。

切り込み隊長・東海林が出塁し、先制のホームを踏む。それが星稜の“勝利の方程式”だ。石川大会全5試合に1番打者として出場した東海林は、5試合とも初回の第1打席に安打、四死球で出塁し、本塁に生還した。「甲子園でも第1打席の初球から打って、球場を沸かせたい」と必勝パターンでの勝利を思い描いた。


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