東邦が平成最後の優勝、石川昂弥選手が3本締め

東邦高, 石川昂弥

平成最後の高校野球甲子園大会となる2019年センバツ高校野球大会は、東邦が優勝した。石川昂弥選手が大会3本のホームランを放ち、見事に平成の高校野球を締めた。

エースとしてスラッガーとして

石川昂弥選手はエースとチームの主軸として今大会へ、父親には「必ず優勝して帰る」と話して甲子園に向かったという。エースとして初戦の富岡西戦に9回163球、7安打11奪三振1失点で完投すると、その後もすべてに先発し、準決勝の明石商戦でも143球で2失点完投勝利を挙げた。

そしてこの日の決勝戦は、明らかに疲れが見え、球威もそしてフォームも崩れていた。石川投手は投手に転向した時に、上からの腕の振りがしっくりこずに横から投げていた時があったが、やや横から投げるくらいまで腕が上がらなかった。それでもテンポよく、そして制球に不安のないセンスで、9回3安打2奪三振、今大会初の完封勝利を挙げた。5試合を投げて593球、40回22安打28奪三振5失点、防御率は0.90だった。

そして真骨頂はやはりスラッガーとして。2回戦の広陵戦でホームランを放っていたが、決勝までの打率は.188と低迷をしていた。しかしこの日は初回にバックスクリーン横への2ランホームランを放つと、第3打席にも飯塚脩人投手の145キロのストレートを逆方向に持って行き、ライトスタンドへ放り込んだ。

東邦高校は平成元年に元木大介選手や種田仁選手のいた上宮高校に勝利して優勝をしているが、平成最後の今大会でも優勝を果たした。石川選手の見事な3本締めで平成を締めくくった。

優勝後のインタビューでも、質問が終わるとすぐに的確で素直な表現が口から出てくる、素晴らしい受け答えを見せていた。平成の高校野球を代表する選手だった。

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