巨人ドラフト3位、三菱重工名古屋の高木勇人投手が8回1失点

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社会人野球日本選手権では三菱重工名古屋vsニチダイの試合が行われ、三菱重工名古屋はドラフト会議で巨人が3位指名した高木勇人投手が先発した。

最速147km/h、8奪三振

 巨人ドラフト3位の高木勇人投手は、8回を投げて8安打を許したものの、7回には1アウト3塁の場面で外角に145km/hの速球を決めて見逃し三振を奪うなど要所で抑えて1失点、チームも2-1で勝利した。

 最速は147km/hを記録し、また大きく沈むフォークボールも有効で8回で8つの三振を奪い力を見せた。「苦しい試合でしたが、何より勝てて良かった」と話した高木投手、巨人では中継ぎでの起用が予定されており、要所で抑える力、三振を奪う力は有効だ。

 

4人態勢で視察

 巨人はこの日、山下スカウト部長以下4人体制で高木投手を見守った。ある新聞記事で原監督が「他の球団は1年目から選手が活躍する。」と、福岡ソフトバンクの森唯斗選手や中日の又吉克樹投手、横浜DeNAの三上朋也投手などを見て、1年目から活躍する選手が少ない事を話していたという。

 スカウト部にとってもそれを挽回する為にドラフト2位の戸根千明投手、高木投手、ドラフト4位の田中大輝投手を指名した。高木投手に視察をした山下スカウト部長は「フォーク、スライダーはいいものを持っている。あとは3キロくらいやせたら、もっとキレが出る」と話し、体を絞って1年目からの活躍を期待した。

 この日、8奪三振中4個をフォークで奪った。社会人に入ってから覚えたウイニングショットは成熟の域に達してきた。「打者の手元で落ちるのが理想。落差が少ない、カウントを取る球と投げ分けています」。この日は先発だったが、巨人では中継ぎ起用が濃厚。短いイニングなら、この日最速147キロを計測した直球とフォーク、そして空振りも取れるスライダーで、奪三振率は上がっていくだろう。

 試合を見守った山下スカウト部長は「フォーク、スライダーはいいものを持っている。あとは3キロくらいやせたら、もっとキレが出る」と体重88キロからの減量を課題とした。

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