Honda鈴鹿が都市対抗出場!トヨタ自動車は2年連続で出場できず

社会人野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 都市対抗野球東海2次予選では第4代表決定戦が行われ、Honda鈴鹿がJR東海を3-2で下して都市対抗出場を決めた。東洋大2年目の148km/h右腕・土肥寛昌投手が6試合中5試合に先発しようやく出場を決めた。トヨタ自動車は昨年に続き2次予選で敗退した。

選手層の厚いHonda鈴鹿

 Honda鈴鹿は昨年のドラフト会議で濱矢廣大投手が東北楽天にドラフト3位で指名され、また昨年は東洋大の148km/h右腕・土肥寛昌投手、立教大の149km/h右腕・岡部賢也投手、中央大の捕手・飯田大佑選手を補強すると、今年も法政大の大城戸匠理選手、駒沢大の西村凌選手など、東京六大学や東都リーグで活躍した選手を補強し、プロからも注目されるチームとなっている。

 厚い選手層で今年もJABA富山大会で優勝していたが、JABA東北大会では全敗と調子の波が大きかった。そしてこの都市対抗2次予選では、厚い選手層にもかかわらず土肥寛昌投手が6試合中5試合に先発し、第4代表で何とか出場を決めた。

 

プロ注目投手

 土肥寛昌投手は148km/hを投げ東洋大では藤岡貴裕投手が抜けた後にエース候補として期待されていた。しかしその期待にこたえられず大学は2部に降格するという屈辱を味わった。

 今大会では5試合に先発して奮戦し、チームの都市対抗出場を決めた。本戦ではプロに手が届くような投球を見せてほしい。

 他にも大城戸匠理選手は昨年のドラフトでも名前があがり、来年のドラフト上位候補にもなりうる素質をもっている。高い素質を持つ選手が多く本戦でも注目すべきチームとなるでしょう。

 

トヨタ自動車は本戦出場ならず

 一方、トヨタ自動車はこの日、第6代表トーナメントで三菱重工名古屋に敗れて都市対抗出場の道が断たれた。こちらも法政大で大城戸匠理選手や西浦直亨選手等とともに注目された河合完治選手、近大でエースとして活躍した小出智彦投手、智弁学園で投打ともに注目された青山大起選手などの補強し厚い選手層を誇るが、昨年に引き続き2次予選で不覚を取った。

 今大会は9年目のベテランの佐竹功年投手が奮戦するなど、若手投手の活躍が見られなかった。社会人4年目となる上杉芳貴投手は150km/hの速球を持ちプロから注目されているが、トヨタ自動車としての本戦出場はできなかった。

 補強選手での出場の可能性は高いと思うが、本戦で150km/hの速球を見せて祖父江大輔投手に続いてプロ入りしてほしい。

 

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