慶大・白村明弘投手が好リリーフ、4回1/3を3安打1失点で法大から勝ち点

慶大, 白村明弘, 加藤拓也

 東京六大学リーグ、初戦の引き分けで第4戦までもつれた慶大vs法大の試合が行われた。

 慶大の先発は、昨日先発して初勝利を上げ、この4戦で3試合目の先発となった1年生の加藤拓也投手、この日も法大打線を4回まで無失点に抑える好投を見せた。5回に満塁の場面から押し出しで得点を与えたところで、4年生の白村明弘投手にリリーフした。

 白村投手は前日に初勝利を寿司で祝った後輩が招いたピンチの場面を切り抜けると、9回までの4回1/3を3安打2四死球で1失点に抑え、法大から5季ぶりの勝ち点を挙げた。

 最後のリーグ戦となる今季、先発として期待されたが開幕戦の立教大戦で打ち込まれた白村投手、しかし北海道キャンプで50m走を100本行うなど下半身を鍛えてきたということで、リリーフとして安定感を見せている。

 高校時代から145km/hを記録しフォームもきれいだったものの、その速球を打ち込まれたりもした白村投手だが、リリーフとして相手を見下ろして投げれば相手を抑えられるし、1年生の後輩を救う4年生としての立場も、少しずつ白村投手を変えているのかもしれない。精神的な強さがあれば、これだけのピッチングができる投手だったということだろう。そういう面ではこの秋に大きな成長を見せた。

 慶大が法大から11年春以来、5季ぶりの勝ち点を挙げた。1点リードの5回2死満塁からドラフト上位候補のエース・白村明弘(4年)が救援し、4回1/3を1失点で今季3勝目。勝ち点を2に伸ばした。2季ぶりの優勝を狙う法大は開幕から2カード連続で勝ち点を落とし、優勝争いから後退。

 エースと先輩の威厳を投球で示した。白村は1点リードの5回2死満塁から救援。得意のツーシームで三ゴロに仕留め、慶応高の後輩右腕・加藤拓也の出した走者をかえさなかった。1失点で投げ抜き、天敵・法大から2年半ぶりの勝ち点だ。「最高ッス!」と笑みがはじけた。

 慶大が11年春以来、5季ぶりに法大から勝ち点を挙げた。5回2死満塁から2番手で登板したエース・白村は三ゴロでピンチを脱すると、1失点で最後まで投げきった。「腕が振れていなかったが、悪いなりに投げられた。ツーシームが良かった」と振り返った。今夏の北海道キャンプでは連日、50メートルを100本走り込むなど下半身が安定した。前夜はリーグ戦初勝利を挙げた1年生の加藤に寿司をごちそうしたという右腕は「投資は痛い」と言いながら、その後輩の招いた危機を救った。


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