東都リーグ、亜大1年生・嘉陽宗一郎投手が完封

亜細亜大, 嘉陽宗一郎

 東都大学リーグ2日目は、亜細亜大が中央大に3-0で勝利、駒澤大が青山学院大に6-3で勝利した。共に1年生が活躍を見せた。

嘉陽宗一郎投手

 東浜巨投手、九里亜蓮投手、山崎康晃投手と引き継がれている亜細亜大の先発投手、今季2戦目に指名されたのは1年生の嘉陽宗一郎投手だった。

 嘉陽投手は186cmから147km/hの速球を投げ、松山聖陵高校2年の時には当時高校1年だった済美の安楽智大投手と延長14回の投げ合いを見せ、惜しくも敗れたもののプロから注目されていた。プロ志望をせずに亜大入りし、この春はリリーフとして登板すると147km/hの速球を披露した。

 この日は最速は144km/h、しかしカットボール、ツーシームなど動くボールを習得し、7安打を許したものの7奪三振で要所を締めて完封した。四球は1つのみ。「変化球でしっかりとカウントが取れた」と話す嘉陽投手、憧れは東浜巨投手だという。

 東浜投手も1年生から完成度の高いピッチングで先発を任され、東都で大記録を作った。しかし4年間の変遷をみると、1年生、2年生の時の方がストレートに勢いがあり力強いピッチングを見せていた。
 4年時は大学生相手では変化球で完封するピッチングが出来てしまい、プロ入り後の体力テストでは体力不足を指摘されるなど苦しんでいる状況だ。

 今年でエースの山崎康晃投手が抜け、2年生となる来年からはエースに指名されるとみられるが、変化球や完成度の高いピッチングも良いが、4年生に向けて強いストレートを投げられるようにしてほしい。

 亜大は1年生右腕の嘉陽が7安打完封の好投で中大に雪辱した。8回1死からこの日初めての連打を浴びて一、二塁としたが、4番・小河を併殺に仕留めた。「完封は素直にうれしい。走者を出しても落ち着いて投げられた」と笑顔。1メートル86の長身から繰り出す最速147キロと今夏習得したカットボールが持ち味。松山聖陵(愛媛)時代に甲子園出場経験はないが、ドラフト上位候補にも挙がった逸材だ。OBの東浜(ソフトバンク)らの映像は何度も見ているという未来のエース候補に生田勉監督も「よく投げてくれた」と目を細めた。


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