東京大2年生・山本俊投手が好投、打線も5点奪う

大学野球ドラフトニュース

 東京六大学リーグの慶大vs東大、試合結果は10-4で東大は78連敗となったものの、希望も見えてきた。

2年生・山本俊投手が好投

 東京大は先発した石上投手が初回に5失点をしてしまうが、2番手で登板した最速145km/h右腕の山本俊投手が登板すると雰囲気が変わる。山本投手は球速がありながら制球などに課題があり短いイニングの登板にとどまったが、この日は最速143km/hのストレートで6回で5安打5四死球で5失点と結果だけ見ると良くなかったが、慶応打線を力で抑えるピッチングを見せた。

 7回には沈む変化球を使い無失点に切り抜けるなど投球の幅も見せ、東京六大学の他のチームにも通用しそうなピッチングになってきた。

 

他にも希望の光

 また、9回に登板した同じ2年生の吉川慶太郎投手も球速こそ130km/h前後だが、落ち着いて雰囲気のあるマウンドさばきから低めにコントロールされたストレートを投げると、高めのストレートで空振りを奪い、慶応大の上位打線から2三振を奪った。

 吉川投手もストレートに力をつければ、非常に楽しみな存在となりそうで、山本、吉川の2年生のいずれかが東大の連敗をストップさせるのではないかと思う。

 打線も慶大・三宮舜投手の球をジャストミートしている選手が多く、盗塁でチャンスを作る場面も見られた。打線がつながって4点を奪うと、4番の有井祐人選手がホームランを放って合計5点を奪った。ゴロでも全速力、試合前の練習も全力で取り組む姿があり、勝利は近いように思える。

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