東農大北海道・風張蓮投手が11奪三振好投も0-1で敗戦、明治神宮大会代表決定戦

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 北海道では、明治神宮大会出場を目指し、北海道地区代表決定戦が始まった。北海道学生リーグ優勝の東農大北海道と、札幌学生リーグの道都大の全国常連2強が対戦し、道都大が1-0で先勝した。

ドラフト候補対決

 東農大北海道は、巨人や阪神がドラフト上位候補に名前を挙げる最速151km/h右腕の風張蓮投手が先発すると、この日は最速146km/hの速球で11個の三振を奪って完投したものの、6回にソロホームランを浴び、これが決勝点となって0-1で敗れた。

 一方、道都大は左腕から144km/hを投げる金沢一希投手が先発すると完封勝利を挙げた。金沢投手は昨年の代表決定戦でも初戦で先発し完封勝利を挙げている。3年連続明治神宮大会出場に向けて実力を見せた。プロ志望をするかは分からないが左の好投手で、今年のドラフト候補の一人。

 

明治神宮大会に向けて

 明治神宮大会はドラフト会議後に行われるため、今年のドラフトには影響は無いものの、4年生にとっては学生最後の全国大会という事もあり寒い時期ながらも気合いが入る。北海道代表決定戦は2戦先勝方式で行われるため、今日2回戦が、1勝1敗となった場合は3戦目までもつれ込む。

 東農大北海道はもう一人のエース・玉井大翔投手が控える。また風張投手も「明日投げる場面があれば、全力で行きたい」と話しスタンバイをするようだ。

 東農大北海道にはリーグ開幕カードで巨人の山下スカウト部長が訪れ、先週は阪神の中村GMが視察に訪れるなど、風張蓮投手が注目されている。明治神宮に姿を見せる事になれば、指名した球団のファンが注目するする事になるだろう。

 

 気温12度の寒さの中、直球は最速146キロ。変化球も低めに集めた。六回、グラウンド整備直後の初球に浴びた右越えソロを「少し気持ちが緩んでしまったかな」と猛省したが、失投はこの1球のみ。今秋に向けて磨いてきた外角低めの制球が直球、スライダーともに抜群。見逃し三振は5つを数えた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント