駒大・今永昇太投手が2試合連続完封

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 東都大学の駒沢大vs拓殖大の3回戦は、初戦で3安打10奪三振で完封していた駒大・今永昇太投手が2試合連続の完封で勝利した。自己最速147km/hを記録した。

170球完封

 1回戦は116球で3安打完封をしていた今永投手、この日は6つの四死球を与え、奪った三振の1つだった。しかし「球の走りは悪くなかった」と話すとおり自己最速となる147km/hを記録したストレートで押し、5安打で完封した。

 「拓大が粘ってくるのは分かっていた」と、拓大の各打者にファールで粘られたが、「根気よく投げようと思った。そんな中で投げ切れたのはよかった」と完封という結果を残た。1-0で勝利した投球はまさにエースといえる。

 駒大時代に小さな大エースで、現在は北海道日本ハムのリリーフとして活躍している武田久投手のような感じがする。来年直接プロ入りか、または社会人で大きな実績を積み、プロで大きく羽ばたきそうだ。

 

江越大賀選手はノーヒット

 この日は拓殖大の4投手が、駒大打線をわずか3安打に抑えた。安定感のある尾松義生投手が先発するも2回でスイッチし、その後も2回ずつで投手が代わっていく。そして7回からはエースの佃勇典投手も登板し2回をノーヒットに抑えた。

 しかし駒澤大は5回に3安打の内の2本が集まり1点を奪って勝利した。4番でドラフト上位候補の江越大賀選手は3打数ノーヒット、3試合で10打数2安打1打点と拓大投手陣に分析され抑え込まれた形となった。

 

 駒大の今永が苦しみながらも2試合連続完封勝利。3者凡退は一度もなく、6四死球で170球を要した。「根気強く投げようと思った。投げ切れたのはよかった」。

 ファウルで粘られるシーンが目立ったが「一番自信のある球で」と、直球主体で自身3度目の完封につなげた。昨秋チームは勝ち点0で最下位。それだけに西村亮監督は「勝った気はしないが、とにかく勝ち点を奪えた」と話した。

 東都大学野球春季リーグ第1週第3日(9日、拓大0-1駒大、神宮)今永が1回戦に続いて完封勝ち。相手打線に粘られて6四死球、170球と苦しんだ。「拓大が粘ってくるのは分かっていたし、根気よく投げようと思った。そんな中で投げ切れたのはよかった」とほっとした表情だった。昨秋は勝ち点ゼロの最下位で、西村監督は2季ぶりの勝ち点に「勝った気はしないが、とにかく勝ち点を奪えた。来週から立て直して戦いたい」と話した。

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